藍寧のおススメ注目邦画
2023年は大ヒット作がアニメに集中した分、2024年はその反動で実写の話題作が年間の上位を狙えそうな予感も。
例年通りコミックの実写化やシリーズものが活況を呈しているなか、オリジナル作品がどこまで支持を集めるか。その仕上がりを楽しみにしたい。
『からかい上手の高木さん』
隣の席になった女の子・高木さんに何かにつけてからかわれる男の子・西片が、高木さんをからかおうとするも、つねに見透かされてしまう。
そんな中学生の日常を描いた同名コミックはアニメ化されて人気を拡大。2024年はその実写化プロジェクトとして3月にテレビドラマが放映。この映画版は、中学時代から10年後、母校に教育実習で戻ってきた高木さんと、同校で体育教師になった西片のオリジナルストーリーが展開される。
『碁盤斬り』
冤罪事件によって藩を追われた浪人の柳田格之進が、武士としての誇りを取り戻し、愛する者のために復しゅうを決意する。
物語のベースになったのは古典落語。タイトルにあるように格之進が嗜む囲碁が重要な役割を果たし、父と娘の切実な絆、冤罪や復しゅうといったシリアスなテーマが絡み、時代劇として予想外の感動が生まれそうだ。
『名探偵コナン 100万ドルの五稜星 』
北海道の函館が舞台、新選組副長・土方歳三にまつわる日本刀を手に入れようとする怪盗キッドに謎の剣士の影が迫り、函館を訪れていたコナン、服部平次も「お宝争奪」のミステリーに巻き込まれていく。
もはや特大ヒットは確約された「コナン」シリーズなので、前作の数字を伸ばすことができるかに関心が集まりそう。
『陰陽師0』
今回は安倍晴明の若き日が描かれる。
呪術の天才と言われながら陰陽師になる気のない晴明が、貴族や皇族も巻き込んで恐るべき事件に立ち向かう。
アップデートされた呪術アクションの数々で驚かせ、青春映画の清々しさも味わえる一作
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