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「行動できない」を解決する、最強の方法(その2)

前回の記事、「行動できない」を解決する、最強の方法(その1)の続きです。

行動できない根本的な原因は、成功体験をもてていないことだと書きました。

また、本気にならない自分を維持することによって、「一生懸命やってもできない」という、(本人にとっては)最悪の状況から自分のプライドを守っている、ということも起きているとお伝えしました。

成功体験がもてていないことが自分への不信感となり、また一方で、その不信感が原因で「できない自分」と向き合うことを避けてしまう心の動き、プライドを守るということが起きています。

自己肯定感が低いことと、プライドが高いことは一見、相反するように見えるのですが、なかなか行動に移せない人の中には、この2つの心の状態を同時にあわせもっていることが実はとても多いです。

そしてこの、ちょっとした捻れ(ねじれ)構造のような心の状態が、本人だけでなく、周りからみても「扱いにくい」存在となって、動けない状況から好転させるのをますます難しくさせます。

なぜなら、素直になれないことで、必要な人との出会いや心の交流、情報が入ってくることを妨げてしまうから。

これらを解決するための最強の解決策が、「心の痛み」と向き合うということなんです。

ここで見つめなければいけないのは、「できない自分」と向き合うのを避けている自分です。

「できない自分」がいたっていいんです!

理解する必要があるのは、誰だって、どんなことも最初は「できない」のは当たり前だし、得意なこともあれば不得意なこともあって自然だということ。

また、世の中で成功している人の中には、はじめは苦手だったけれど、やっていくうちに上達して好きになり、気づいたら得意なことに変わっていた、ということを経験している人がたくさんいます。

むしろ、人として成長することや、やりたいことで理想の人生を生きることを成功させられる人というのは、「できない自分」をちゃんと受け入れている、ということが特徴であったりもします。

そして、この場合、とっても重要なポイントとなるのが

何かが上手くできないとか、失敗してしまう自分がいたとしても、そのこと自体が自分の価値や肯定感に影響を与えない

ということです。

ここ、とっても重要なポイントですので、ぜひしっかり理解してみてください。

このように、健全な自己肯定感と自己価値をもてているからこそ、人はいろいろなことに挑戦できるし、また、できない自分からスタートして素直に成長することが可能になるのです。

「心の痛みと向き合う」とはつまり、あなたが過去、どこかの段階でできない自分=ダメな自分、という方程式を作ってしまったそのときの心の痛みをしっかりもう一度感じるということ。

痛みの感情というのは、きちんと感じることで消化できるし、またそこからすごいエネルギーに転換させることも可能となります。

ダメな自分、できない自分、みたくない自分がいて、心が苦しかったこと。

そこから、なんとかその痛みを避けるために、心の鎧を強化して生きてきたこと。

そして、その鎧によって、人からの評価に過剰反応してしまう自分がいたとしたら・・・あなたの内側の奥底に、ずっしりと居座ってしまっている強い信念、「自分はダメだ」というものがないかどうか。

しっかり見つめて、感じてみてください。

そして、もちろん大切なことは、

できなくたって私は私。私の価値は自分で決める!

と宣言することです。

英語学習のコツをお伝えしていると、皆さんがよくぶつかる壁の本質が、心の奥底にある「できない自分」とどう向き合うか?だということに、日々気づくことが多いので、記事にしてみました。

英語学習のテクニックとか、やり方よりも、ずっとずっと大事なことだし、また、英語が本当に使えるようになるための習慣化や継続力、やる気エネルギーをどれだけもてるか?に直結するところだから。

ぜひ、参考にして、心を軽くしてやりたいことにどんどん挑戦できる自分を作っていただければ嬉しいです🙌😊


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