湯治ウィーク2021・「自炊飯をやってみた」その2
湯治ってイメージできますか?
湯治って・・・
昔ながらの鄙びた温泉地に逗留して、
ただただ湯につかりダラダラと過ごす世捨て人がやること。
湯治場とは・・・
昭和の香りただよう場末の温泉地で、
何かに疲れた人が逃げるようにたどり着いた
ワケありの人がいる場所。
・・・とか思います?
もしくは
病を抱えた人が逗留して長期治療にあたっている特別な場所で、普通に生活している人はなかなか近づきがたい・・・なんて。
なかなか「普通に仕事して生活している人」(っていうのもどうかと思いますけど)は対象外というイメージありますよね。
我々が急に飛び込む世界じゃない・・・って腰が引けるというか。
生きていくことに必要なことをぼんやり考える時間と場所
私はそれなんだと思います。
何も「病んで」なくても、「仕事に追われて」なくても。
「やってみればそれぞれが腑に落ちる」
それが湯治だと思います。
癒されたいとか、誰かと繋がっていたいとか、褒められたいとか、落ちこぼれたくないとか
今を生きる様々な「煩悩」は、完全に捨て去ることはできないけど
それを脇に置くことができるキッカケになります。
実は現代にこそ素晴らしい環境
ありがたいことに施設も整ってます、Wi-Fiだって自宅より高速で飛んでる宿も多いですw
しかも、湯治を積極的に謳っている温泉地は
いい意味で「放ったらかし」にしてくれます。
これ、実は私が一番うれしいことです。
ご飯でも、温泉でも、そぞろ歩きでも・・・
おひとりさまでも、おばさんでも、スッピンでも・・・
本当に誰の目を気にすることもありません。
(通報されないレベルでw)
湯治飯って必要?
答えは、全く必要ないと思います(えええーーー!)
だってコンビニさえあれば何でもそろいますからw
見渡せばちょっとしたレトルト食品やお弁当など、
自炊なんてしなくても1年くらいバラエティー豊かに生活していけるレベルの食料が並んでいます。
しかもどれも美味しそうで、たくさんの種類があります。
お1人様にもちょうどいい分量なので、自炊するより安上がり!と思います。
つくづく日本ってすごいな・・・と思います。
じゃ何で作るの?
そんな中で「何が食べたいのか」「どうしたら作れるのか」
自分自身で考えて作って見る。
それはもはやレジャーなのかもしれません。
「湯治して自炊するならコレ」っていう今回のテーマも
実はめちゃめちゃニーズ無し😢なのも承知しています。
でも、
そこにある食材で、自分なりのやり方を工夫して作る
それが「ご飯作りの基礎筋力作り」だと思うのです。
湯治という環境にあるからこそ「どうにかやりくりする」状況に追い込まれています。
もちろん外食だって自由ですが、湯治場での自炊はアトラクションですw
そもそも自分が単純にやって見たかったと言うこと。
そして、限られた機具と食材を「使い回して作り食べつなぐ」ことが家庭料理の根幹になってると思っているし、それを実践して確信にしていきたいのです。
例えば、ソレはレンジでチンで良くないか?
肉の代わりにちくわで良くないか?
味付けはほぼ同じで良くないか?
昨日ったアレを使えないか?
・・・そんなやり方、考え方に少し触れられればと思っています。
おっと!配信の時間が近づいてきました。
またアップします。