見えないものを感じとる
雨が降ったり
降りそうで降らなかったり
都内は連日の梅雨空
太陽も月も雲にすっぽり
姿を隠している日が続いている。
おととい
職場からの眺め
あつい雲で覆われているのに
しばらく見ていると
うっすらと光の筋が見えてくる。
目が慣れてきたからなのか
五感が研ぎ澄まされたからなのか
分からないけど
見えないものが見えてくるから
人の感じ取る力はおもしろいなと思う。
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今朝は
今にも雨が降りそうな曇り空
月が見えるかなーと
西の空を眺めてみたけど
見ることはできなかった。
新月に向かう下弦の月
姿は見えなくても
雲の先の先〜を想像してみると
月を感じることはできて
今朝はぼんやり眺めながら
大切な誰かを想ったり
子どもへのひと言を悔やんだり。
見えるものも見えないものも
想像して心で感じるとるイメージ
大切にしたい。
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そんな月の
満ち欠けにまつわるうた
女性ボーカルで
ちょっぴりビンテージなロックがかわいい
地球上のものは
月の引力という見えないものに引っ張られ
潮は
満ちたり引いたり
人の心は
あっち行ったりこっち行ったり。
心とはそういうもので
コントロールなどできる訳がないと
分かっているつもりでも
些細なことに浮いたり沈んだり
一喜一憂する日々は
昔も今もあまり変わらない。
目には見えない
自然の流れに身を委ねつつ
心のゆらぎを楽しむ
そんな日はいつか来るのかなー