肩書きとしてのコーディネーター
コーディネーターをしています、田中りえです。
突然何を言い出したのか、と思うかもしれませんが、自分の肩書は何か、という問いに5年ぐらい向き合っていて、ようやく落ち着いてきたよという話です。
地域コーディネーター、地域プロデューサー、高校魅力化コーディネーター。島根にUターンし、所属が変わるなかで使ってきた肩書きは様々。
記憶をたどると最初に「コーディネーター」と私が使ったのは2011年、島根県江津市に移住し、人材育成、創業支援の「NPO法人てごねっと石見」を作ったときでした。
ビジコンに、「人と人をつなぐ仕事をしたい」と鼻息荒く飛び込んだ私は、地域プロデューサー部門で大賞を受賞しました。最初は「地域プロデューサー」と名乗っていたのですが、なんとなく胡散臭さを感じ(笑)、「コーディネーター」と名乗るように。
ちなみに、コーディネーターの定義は以下。
ふむふむ。世の中何でもコーディネーターの時代。〇〇コーディネーターの〇〇に入れる言葉は、そのときの必要性に応じて当てはめればもいいかなと思っています。
最近はまちづくりや教育に関わるや研修やワークショップの仕事を依頼されることが多いのですが、私が考える「コーディネーター」は次の3つかなと。
・場をつくる、整える
・プロジェクトを調整する
・人と人、組織と組織をつなぐ
さらに言えば、意図をもって場をつくり、個や組織をつなげることでつくりたい未来の実現をつくること。あるものを活かし、今まではつながりがなかったものや新しいものを掛け合わせて新しい価値を生んでいく。「パッチワーク型」のコーディネートともいえるかも。
そういえば、一緒に働くメンバーが私のことを「いい感じに場をつくる人」と表現することがあります。場をほぐし、整える役割。ファシリテーターという役割もありますね。
コーディネーターとして「場をととのえる」「プロジェクトをつくる」
いろいろしっくりきたのでしばらく「コーディネーター」と名乗っていこうと思います。