ITTF ワールドツアー・ブルガリアオープンを動画で観賞
8/13~8/18(ブルガリア時間)まで卓球のワールドツアーブルガリアオープンが行われていた。
毎年ゴールデンウィーク前後の世界卓球はテレビ放映されているが、このワールドツアーも動画配信されていると知り、シングルスの準決勝、決勝と、遅れてミックスダブルスの決勝を見た。
まずは熟成下書きから紹介。
何故、この記事を書いて下書き保存したのか覚えていないけれど(令和になる直前で自己紹介優先したのかな)いい機会なのでこのタイミングで出すことにします。
以下、4月末の世界卓球の時に書いたものです。
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「世界卓球に時代の流れを感じる」
夜な夜な世界卓球を見ている。
毎年この時期の恒例行事となりつつある。
というのも、私は中学時代、卓球部員だった。
令和、平成とさかのぼり、昭和の卓球部員は、日の当たらない存在だった。
地味、暗い、しまいには根暗。選ぶスポーツによって性格まで決められるのかと感じたものだ。
テレビで卓球が放映されるなんて、あの頃は思いもしなかった。
放映されるようになって10年余り経つ。ひとえに福原愛ちゃんの功績だと言える。昨今はオリンピックでメダルを取る種目となり、水谷隼くんが有名になり、卓球という種目も少しは脚光を浴びるようになってきた。元卓球部員にとっては嬉しい限りである。
平野早矢香ちゃん、愛ちゃん、石川佳澄ちゃんの3人の団体戦の頃が、個人的には好きだった。監督だけではなく、選手それぞれが、それぞれにアドバイスする姿が印象的だった。今はあまり見られなくなったな、と思う。平野早矢香ちゃんや愛ちゃんは他の選手にも本当に気を配っていた姿が印象的だった。
平野早矢香ちゃん、愛ちゃん、水谷くん、丹羽くん、と、見守る母のように呼んでしまうが、それだけ親しみがあるのだ。
逆に張本選手、伊藤美誠選手、と若いエースを呼んでしまう。
若いエースが台頭し、時代が変わったなと感じる。
水谷くんは今回 早々に負けてしまったし。平野早矢香ちゃんは解説者。愛ちゃんは二人目出産。
時代は流れていく。
水谷くんは来年のオリンピックまではどうにか頑張ってもらいたい。丹羽くんも。でも張本選手こそメダルをとれそうと思う。シングルスの出場枠は二人。
ああ、時代が流れる、とまた思う。
なんだか切ない今年の世界卓球なのだった。
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と書いているが、今回ミックスダブルスで水谷隼くんと伊藤美誠選手がペアを組み、みごと優勝した。
一緒にハイタッチしたいくらい嬉しい。
そして張本選手は佳澄ちゃんとペアだった。
この二組、来年のオリンピックに向けての組み合わせではないだろうか。
個人的には、水谷くんと同郷で幼い頃から信頼関係のある伊藤選手とのペアは、来年の大舞台で夢を現実に変える気がしてならない。
私の中の「くんちゃん世代(笑)」と新たな世代が一緒に時代を作っている感じ満載に思えた。オリンピックが楽しみになってきた。
ちなみに夜中ライブ配信されていた男子シングルス決勝、ものすごい試合を張本選手が制し優勝している。
凄い。
いつも大きく立ちはだかっていた中国勢と対等に戦い、そして勝利する時代へと変化の岐路にいる。
なんて頼もしい、そう思えたブルガリアオープンだった。
近い将来、日本の卓球界の歴史を変える試合がこの目で見られると信じている。