![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/13077686/rectangle_large_type_2_bdc7f9d92634ce27f4e2722666a8782d.jpg?width=1200)
ビアトリクス・ポター
名前だけ見たら誰?って思う人のほうが多いのだろうか。
※上の画像はWikipediaより
こちらは見たことがあると思う。
ピーターラビット。
「ビアトリクス・ポターの世界」ときちんと名前が刻まれているので意外とみんな知っているのかもしれない?
私がこのウサギと、出会ったのは中学に入るときにもらったハンカチ。
小さな頃から、うさぎ好きだった私は、もれることなくこのリアルウサギの虜となった。
その作者であるビアトリクス・ポター。
絵本を読んでいたので、もちろん名前は知っていた。
でも、作者や背景となった湖水地方に興味を持つようになったのは、大人になってから偶然見つけた新聞記事だった。
日付をみると、1998年とある。
もう20年以上も前のものだったことに驚く。
時が経つのは本当に早い。
ただ絵本を描いていた人じゃないんだな、と。
ピーターラビットの印税で収入を得たポターは、千㌶という土地を買い、遺言で土地や建物、出版物の版権のほとんどをナショナルトラストに寄付していた。
その後もボランティアの力で守られている。
それからしばらく経った2006年、ビアトリクス・ポターの映画が製作されており、翌年くらいにDVDで観た。
ポターは婚約者が亡くなった後、思い出の地、ヒルトップの屋敷にひとりうつり住む。その頃、次々と開発を勧めようと農場が売りに出されるのをポターは買い取り、自然保護につとめる。
今も守り続けられているポターが愛した景色は、そのまま、美しいまま残され、時折絵本のピーターラビットとリンクさせていて、本当に絵本そのままの景観を感じることができて、ますます湖水地方に興味を持った。
そしてこの広大な自然と歴史的建造物をずっと守り続けられていることに関して、心から素晴らしいと感じた。
今日は彼女の生誕日です。
ピーターが住む美しい景色の中を
私もいつか歩いてみたい。
<イギリス・湖水地方>