カラマーゾフの兄弟 アリョーシャはなぜ父の死を嘆かなかったの?
カラマーゾフの兄弟で主人公と位置付けられているアレクセイ(愛称:アリョーシャ)はゾシマ長老の死に対しては悲しみにくれています。ゾシマ長老が息を引き取る前に彼から「ドミートリー(アリョーシャの兄)に会うよう」言われ、ドミートリーに会いにいきます。敬愛する長老の意見は死期が近づいていたとしてもちゃんと聞きたかったのでしょう。
ゾシマ長老の最後の言葉を書き留める書記役をアリョーシャは勤めました。ゾシマ長老もアリョーシャのことが大好きで、アリョーシャもゾシマ長老が大好きでした。