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おもいきり遊べる最適な環境要素とは?

遊ぶ場所、その場が創意工夫ができる、創意工夫が生まれる場所か?を考えることは 遊びの環境設定をする時に、とても大事だと考えています。

日本とイギリスの保育現場、ベビーシッターで訪問したご家庭の 
子供部屋の環境を経て 
大事にしている 場を作る最初の取り組みは 

”この環境で 
子供が安心して工夫を凝らし
じっくり遊べるかな?” 

  
・遊びの素材は? 
・子供の様子は? 
・大人の関わり方は? 
この3点で考えるようにしています。


子供がどんな物に興味を示して触ったり遊んだりしているか?
子供が遊んでいる様子は?集中しているか惹きつけられているか? 
保育者側が固定された、制限があるルール設定せず
遊びながら手直しして、子供とルールを決めて
やってみながら遊びが安定するまでルールを変えてみる柔軟さがあるか

『こういうやり方は?』 
『これを使ってみようか』
『やってみよう』

それは、アドバイスというよりは 
その子が遊びたい瞬間の要求を削いだり
興味を他の事に引き向かせるのではなくて 


子供の中で、
『あ、それ使えるかも!』
と、思えるおもちゃの組み合わせ方だったり、
場所やルールの変更だったり
工夫してみるという行動を、身体で一緒にやってみる感覚です。 

大人には、いくつかのアイデアがあるという事や
あなたの遊びを手伝える事を 伝えるだけにしています 
例えば、
『難しい事があったり、感じたら、聞きにに来てね』
『何か手伝う事があって、できる事があったら相談してみてね』
こんな風に、自分でやってうまくいかなくても、大人に�手助けをお願いできるという、安全地帯になる事を心がけます。
(なんでも手伝う訳ではないですが。) 

『こっちの方がいいから、こうしたら』とか
『それやると、◯�◯になるから、こっちを使いな』とか 
『それやると、◯�◯になるから、こっちを使いな』とか 
大人が大人の視点で予想して、以前見た事のあるような視点に
子供の創造的な時間を合わせていく工夫のアドバイスは 

熱中している子供にとっては 熱中している子供にとっては 

『?。。。』

ピンとこないことも多いのだろうと思うのです。 
 
寄り添えないアドバイスは、その瞬間子供の見ている創造の世界に対する、
安易な否定
になることがあると感じます。 
危険を回避する際にも子供に対する、大人の発言の意図を説明する必要があると思っています。 

声かけは、本当に深く深く大事なものだなと 毎回学ばせてもらっている 
現場では、慌ただしく過ぎてしまうような フとした会話でも 
自分自身の心の耳で客観的に聴き返してみて、 
声かけによってどんな反応、行動が場に生まれるのか
心の目で子供の様子、自分の様子を見つめていく必要があると思っています。  

適当に教えない。  
相手の見ている創造の景色に寄り添い、
自分もその視点で見ることを大事にする。

これがなかなか難しいのですが・・・意識しています。 

子供がおもいきり遊べる 最適な環境要素とは?

環境要素は【人の心】!

最適な関わり方を 工夫しながらがら見つけていく姿勢と想像力、
創造力を生み出すことのできる、人の心が大事だと思います! 

だから、保育は面白い 

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