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algo2020
私の鍼の先生は往診もされています。
治療中なんとなくその話題になり、
往診治療の現状を知って驚きました。
ある患者様の往診に伺った際に不在だったので、
家族に電話で確認したところ
「〇〇か〇〇にいるかも知れないので見に行ってもらえますか?」
と言われたことがあるそうです。
指示通り見に行ってみると、
確かにその場所に要らして一安心。
そのようなケースは滅多に無いのかと思えば、
結構な頻度であると言うのです。
きちんと診察目的の依頼もあれば、
在宅確認が目的で家族から予約が入ることも珍しくないそうです。
そんな目的に遭遇して大変じゃないのか尋ねると、
「見つかってよかったという気持ちになるので大変じゃないですよ」
と、穏やかな表情で答えてくれました。
他にも、
行くたびにコーヒーを出して下さる患者様もいらっしゃるとか。
ご自身はコーヒーを飲めないのに毎回わざわざ用意して。
ただ、そのコーヒーはドリップコーヒーをフィルター無しで
インスタントコーヒーのようにお湯を注ぐだけのスタイルで、
ザラザラした舌触りの斬新なコーヒーだそうです。
最初は戸惑ったが、
今では飲み方の工夫も覚えたと、
この話も嬉しそうに教えて下さいました。
イレギュラーな出来事が多い往診の現状を聞き、
大変だなという印象以上に、
先生の仕事の尊さを感じました。
先生も往診の仕事は大好きだそうです。
そんな仕事に携わる先生が
少し羨ましく感じました。
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![サン・ティトル代表 猪越理恵 / 業界歴30年の美容スペシャリスト](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/16443048/profile_d8b19e5ba1e9da61d691d732d530b1b8.jpg?width=600&crop=1:1,smart)