見出し画像

ピーリングとは、
古い角質を取り除く施術。

沢山の種類があります。
医療で主に行うケミカルピーリング。
これは酸性の薬剤を使用します。
AHA(フルーツ酸)やBHA(サリチル酸)などの薬剤を肌に塗布し、
古くなった角質を溶かす方法です。
酸性の薬剤で角質を溶かすので、
強制的に肌の生まれ変わりを促していきます。

一方、
ハーブピーリングは
天然由来の植物、
ハーブのチカラで皮膚の内側から細胞を活性化させることで
表面の古い角質を剥離させ皮膚の新陳代謝を正常に戻す方法です。
この方法は、
肌に優しい自然の成分を使用することで刺激が少なく、
肌への負担も少ないとされています。
エステティックサロンでも導入しているところは多数。
 
他にも、
スクラブ剤やクレイ状の角質除去剤などを使用し、
物理的刺激で角質を除去する方法、
スクライバーなどの機器を使用して
超音波の力で取り除く方法など、
様々です。
 
私自身、
施術者としては、
スクラブやクレイ、スクライバーなど
機器を使用する施術は
実際に行ってきました。
 
ケミカルピーリングは、
20数年前に皮膚科で受けたことがあります。
 
ですが、
ハーブピーリングだけは
未経験でした。
 
なぜ今回受けようと思ったかというと、
取引中のクライアント様から
ハーブピーリングの導入を検討したいと
相談があったから。
 
確かに、
使用商材の成分や
使用方法、
肌への効果は熟知していました。
しかし、
体感経験無しでは検討ができない。
 
ということで、
今さらのハーブピーリング初体験。
 
クレンジング後、
ハーブの浸透を高めるための
ディープクレンジングパック(3分)
その後いよいよハーブピーリング塗布(10分)
最後は鎮静と保湿効果のクリームマスク塗布(10分)
 
体感の感想は一言で
“痛い” “熱い”
ですが、
塗布後2〜3分後には痛みや熱さは和らぎました。
 
行程的に
随所で放置時間が長い施術だったので
リラクゼーション効果は一切ありませんでしたが、
確かに、
施術後は
肌のトーンが明るく、
キメも整った印象。
手触りもツルッと滑らか。
 
ハーブピーリング自体は、
効果的には素晴らしいと思いました。
 
ですが、
施術を体感したことで、
施術中に想定される技術習得の課題点や、
体感に伴うカウンセリングの重要性を知ることが出来ました。
この体感経験を元に、
クライアント様と慎重に相談していこうと思います。

いいなと思ったら応援しよう!

サン・ティトル代表 猪越理恵 / 業界歴30年の美容スペシャリスト
美容スペシャリスト猪越理恵は美容業界歴29年、コーチ歴19年のキャリアを生かし、サン・ティトル株式会社を設立。大手化粧品会社や美容機器メーカーのコンサル・商品開発・メソッド開発・人材育成等を支援しています。 https://www.rie-inokoshi.com/