見出し画像

シャトルシェフ万歳

シャトルシェフという調理器具をご存知でしょうか。

たとえば、カレーを通常どおり鍋で作って、あとはコトコトじっくり煮込みたいな、というとき。
鍋ごと、保温性に優れた特殊な容器に入れてしまうことで、火にかけ続けなくても長時間煮込み続けるような効果が得られ、具材がホロホロに柔らかくなり、味が染み込みます。

火の心配がないので、ほったらかしで他の作業もできますし、ガスや電気の節約にもなります。

カレーも良いですが、豚の角煮と味玉とか。
牛丼やポトフなんかもいいですね。
とにかくシミシミにしたい系の料理が、安全に美味しくできます。

我が家にシャトルシェフがやってくるきっかけになったのが、盛岡の映画館通りから少し入った「がじゅまる」というお店の店主さん。

夫が平日のランチによく訪れる、名前のとおり沖縄料理がメインのお店。
とても気さくなご夫婦が迎えてくださいます。

前述のようなシャトルシェフの便利さを、がじゅまるの店主から聞いた夫は、すぐさまAmazonで注文。

正直、話を聞いても、いまいちメリットがよくわからなかった私ですが、実際に夫がシャトルシェフで作ってくれたカレーを食べたら、もう降参!というくらい美味しかったです。

我が家の食文化が何ランクもアップした感じがします。

そう毎回使うものではない割には、物が増え、場所をとられることが、少し嫌だなと思っていたのですが、むしろこれは、どんどん使って、どんどん美味しい煮物系料理を楽しんでしまえば良いじゃないかと、すっかり虜に。

シャトルシェフ導入以前は、早く火が通るように、野菜は小さめ、肉も薄めなカレーばかり作っていましたが、今はゴロゴロ具だくさん。

それでも翌朝にはジャガイモの形がなくなるほど、トロトロに煮込まれた状態になってしまい、様々な具材の旨味が濃縮されたカレーを味わうことができます。

行きつけのお店での世間話から得られた情報と、調理器具の技術革新のおかげで、産後の体重がさっぱり減らない私です。

いいなと思ったら応援しよう!