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愛と調和をもって地球と自分とつながる【発達障がいと自然農とミツバチと】
久米島で
『いただきます2~ここは発酵の楽園~』というドキュメンタリー映画の上映と、
出雲で保育園を運営されている前島由美さんをお呼びしてお話会が開催されました。
農薬を使わず、微生物が元気に育ち発酵した土は、地球を整え、そしてそこで作られた農作物をいただくと、人の心と体も整え、すべての環境がまるっとうまくいくというお話でした。
八百万の神
日本人はあらゆるものに神様が宿っていると信じ、目に見えないものを大切に生きてきたように思います。
目に見えない微生物(菌ちゃん)を大切にする気持ちと似ているように感じます。
そこにある
命を感じること、育っていること、慈しむこと、自分が助けられているんだと感謝する気持ち。
今はなんでもかんでも除菌することで、人間の腸内環境が悪化し、すっかり免疫は落ちてしまったと言われていて。
農薬をまくと、土を豊かにしてくれるはずの微生物まで死んでしまう。
痩せてしまった土で育った農作物を食べても、人間の体に必要なミネラルや腸内環境を整える微生物をいただくことができないそうです。
そうした土は雨が降ると海に流れこみやがて 珊瑚を死滅させてしまい、
ますます地球温暖化になるというサイクルがあるようですね。
そして、私がいちばん驚いたこと。
『ミツバチが滅びたら4年以内に人類は滅亡する』
という言葉をあの有名なアインシュタインが宣言したそうです。
そしてその大切なミツバチが地球からどんどん姿を消していっていることをご存知ですか?
ある一定の数を下回るともうどんなに頑張っても
ミツバチを取り戻すことができなくなるそうで。そして、そのリミットはあと少しなのだとか…。
ミツバチは、野菜や花の受粉を手伝い、
植物の繁殖を助け、生態系を守る役割を果たしてくれてるのだそうです。
もしそのミツバチがいなくなると、私たちの食卓から野菜やお米が消えるのだとか…
そんな話を聞くとつい『農薬反対!』となりますが、
オーガニック給食を全国で進めておられる前島さんは闘わない調和の姿勢を大切にされていて
農家さんには農家さんの事情があって、生活もあって、
だから、やみくもに『反対!反対!』と闘うのではなく
微生物(菌ちゃん)が土の中で発酵し調和をとるのと同じように
人も、生き方も少しずつ調和への生き方へとスライドさせていくことが大切だとお伝えされていました。
自然も人も、経済もまわる
その方法や手段も詳しく教えてくださり
すべてがまるっと調和のとれる世界を感じました。
一歩、一歩具現化していくことが大切で、楽しみながら行動していこう!と思いました。
あとひとつ
目からウロコだったことは
増えいている発達障がいの子どもたちは『地球を救いにきている』ということ。このお話も感銘を受けました。
『自然に寄り添った生き方へシフトしていこう~』というメッセージを持って、この時代を選んで、地球に生まれてきてくれた子たち。
うちの娘も発達障がいなので、愛おしくて涙でそうでした。
なんていうか。
こういったお話を聴くと、自分の魂が喜んでいることを感じるんですよね。還ってきた感覚というか。
今回、私の中に降りてきたテーマは『調和』だったんですよね。
良い悪いという二極化の世界ではなく、
闘わない調和のとれた世界を感じた時に、不思議と自分も力が抜けたというか。
本来、自然の姿ってそうしてバランスが取れて
自分とも、地球とも繋がっているはず。
怒りや焦りのエネルギーって相手との闘いを生み出すから。
微生物(菌ちゃん)を見習って私も自分との調和をとりながら、地球とも共鳴していきたいなって思いました。
自分と地球と愛でつながっていく世界。
前島由美氏
★お写真はFacebookページより★
2012年10月
夢の森いずも株式会社を創立。
2013年4月
キッズコミュニケーションサポート ゆめの森こども園を自宅離れで開園。全国で増える子どもたちのために、モデルとなる場を作ろうと決意。
2014年8月
天然で自然素材にこだわった新築で、土間、竃、囲炉裏、掘り炬燵、茶室のある昔ながらの家屋を建て、2園目として「古民家ゆめの森こども園」を開園。家畜とともに育った昔の生活体験と、大家族のような温もりのある人間関係の中でこそ、人の心は育つと信じ、実践を重ねる。
現在は、
平飼いで自然な餌で育てる養鶏や、地球環境指標であるミツバチを子どもたちと育て、地元の自然栽培のお米や野菜を使ったオーガニックな食事やおやつで感覚過敏に苦しむ子どもたちの改善を見ている。
素敵すぎます。
娘もこんなフリースクールに通わせたい!!
私は一旦、東京に戻りますがこの気持ちを持ち続け
活動を続けていこうと思います。
本日もおよみくださりありがとうございました。
南の島より愛をこめて…