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noteデビュー期

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私のnoteデビューから数ヶ月の日記たち。あの頃は若かった。
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#読書

私に雨が降っている|noteの記事と出会うということ|「人を大切にできるのは、人から大切にされた人だけやねんな」|雨の弍

はじめにまだ、雨が降っている。もう寒すぎる。寝袋から出られない。我が家にはこたつはない。寝袋はうまくやれば歩ける。家の中を大きなイモムシが跳ねている。 雨の弍岸田さんのnoteは、全文読んでこそだと思う。引用してどこが好きだと書こうとしても選べない。部分的に並べると別物になって、読んだ時の気持ちは消えてしまう。 家族を愛することはいいことだな、 こんな素敵な家族で羨ましいな、 と言う感想が思い浮かんですぐに消えた。消した。これは、私は人と違うんだぜ的なアピールなんだろ

私に雨が降っている|noteの記事と出会うということ|「死んでもいいから今日僕は自分の人生を生きたい」|雨の壱

はじめに雨が降っている。 久しぶりの寒さで、寝袋に入って暖をとりながらNOTEを書く。「雨が降って木や花が喜んでいる」「雨が降らないと干からびてしまう」雨がもたらす効果を、説明するだけの知識が私にはなかった。 結構ないもんだなあ、当たり前のことも知った気になっている。 私にとって、本を読んだり、記事を読んだり、尊敬する人から教えてもらうことは雨のようだ。私は木か湖で、雨が与えたものを受け止め、自分の中で変わったり、生まれたりする。今、私には雨が降っている。 雨の壱NO