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「7つの習慣」から学ぶ、新しい時間管理の考え方

おはようございます、りえ@元気にするひとです。雨続きだった9月のはじまり。今朝は私の地域ではようやく晴れ間が。こういう時が衣替えのタイミングなのかもしれません。

いつの間にか連載化

在宅ワークwith子供で過ごしていた8月のお盆以降。子供と夏休み感を味わうか~なんて思い付いたものの自分もやりたいことが盛り沢山。日中は子供がいるとなると、それ以外の時間で自分の時間を捻出するしかない。そう思って少々無理をしてしまいました。すると体にしっかり症状が現れてくるんですよね(>_<)これはいかんと思って開いたのが「7つの習慣」(スティーブン・R・コヴィー著)。少し前から読み返していて、抱えていた問題解決のヒントが得られたことから私のバイブルに。そして今回、時間管理の方法もコヴィー博士に教えてもらおうと、本書の該当箇所を読んでnoteに整理し始めました。結果、一記事に収まらず、3記事に渡っております。今回が最終回に・・なるか?!

前回までの記事はこちらからどうぞ。時間管理において、第一世代~第四世代という概念があるという話をこちらでまずご確認いただくとよいかもです。

土台の理解

今回の連載で触れている「時間管理」は、「7つの習慣」の「第三の習慣」に当たる部分になります。「第一の習慣」「第二の習慣」についての理解が土台としてあった方がスムーズに取り入れられるかもしれません。本書をお持ちの方は、ぜひ思い出したり読み返したりしていただければ。「第一の習慣」「第二の習慣」の考え方が「第三の習慣」に繋がっています。

ちなみに、「第三の習慣」の中で最も有名な「時間管理のマトリックス」については割愛しましたが、ここで話している第四世代の時間管理は、時間管理のマトリックスの「第二領域」である「緊急ではないが重要な事柄」を最優先事項とする考え方に基づいています。

役割を定義する

「時間管理」と言うと、仕事の時間管理を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。仕事では、アポイントメントや締め切りなど、社会人として守らなくてはいけない「誰かとの約束」が色々ありますよね。それを忘れずに守るために、手帳や便利なアプリを使って私たちは時間を管理しています。

でも、私たちには仕事をして過ごす以外の時間もあるし(家庭、趣味、学習、交流、休養など)、仕事以外の時間の中で様々な役割があります(母、妻、娘、○○市民、PTA役員、生徒など)。また、仕事をしている中でも、役割は一つとは限りません。例えばかつての自分の例ですと、○○部主任、第一種衛生管理者、公式野球部のマネージャー、キャリアコンサルタント・・など、色々な役割がありました。また、肩書きではなく立ち位置によって、従業員、先輩、後輩、同僚、部下、本社の人間・・などと定義することもできました。

本書では、コヴィー博士が推奨する第四世代の時間管理を始めるに当たり、まず自分の役割を書き出しましょうと言っています。仕事の時間管理を優先するあまり、家族の崩壊、健康を損なう、自己研鑽の不足・・などということが懸念されています。

ちなみにこの役割は、直近一週間のものでいいそうです。次の一週間の中ではPTA役員の仕事は特にない、という場合もありますから。

目標設定とスケジュール化

この後、それぞれの役割ごとに一週間で達成したい目標設定をしていきます。例えば私だったら今週の大きな目標は以下のようになります。

仕事:○○参加・資料作成、○○の事務作業、発信活動
家庭:週末の来客に備える、自分と家族の健康管理
趣味:○○のインプット、○○ダンス
学習:○○レポート作成×2、動画視聴
交流:朝活、SNS、○○セミナー

次に、これらの目標を達成するために、必要に応じてさらに具体的なタスクを洗い出し、スケジュールに落とし込んでいきます。締め切りが決まっているものは、締め切り日を基準としてなるべく余裕を持って入れていきます。実際、こうすることで他のことによそ見がしにくくなっています(ナウ)。

この方法は、「一週間」というところがポイントだそう。一週間の中で修正をするゆとりが生まれるからです。想定外の事情(自分や家族の体調不良、新たな何かの案件、時間の配分ミス・・等)が発生しても、重要なことは確実に実行できるようにスケジュールします。

この方法を採用することで、「今日はこれをやるはずだったのにできなかった」「今週は全てが中途半端に終わった」とガッカリする場面が減るのではないでしょうか。重要なことからスケジュールしていくため、「細かいあれとこれはできなかったけど、重要なことは成し遂げられたからまあいいか」という満足感が得られるからだと思います。

朝活でも話題に

先日の朝活でも、「7つの習慣」が話題になりました。あかいきさんが急遽ショートセミナーを開催、お手元の資料(!)で「第一の習慣」から「第七の習慣」までの要約をしてくださいました。その時に印象に残ったのは、「大きな石から入れていく」というお話。

バケツにまずは大きな石から入れていく。次に隙間に小石を入れ、最後に砂を入れる。

これと反対の動きをすると、大きな石が入らなくなってしまう、と言うお話でした。「確かに!」と納得。「大きな石=達成したいこと」として、先に「バケツ=スケジュール」に入れていく。こうすることで重要なことを取りこぼさないで済みます。とてもイメージしやすい例を挙げてくださってありがとうございました!

まとめ

長く続いたこのテーマにお付き合いいただき、ありがとうございました。もっと知りたいこと、聞きたいことがありましたらリクエストいただけると嬉しいです。

ちなみに私は、「朝活するひと」でもあります。ライフスタイルに合わせて自然と朝活するようになりました。同じように朝活動している方、朝活したことはないけど私と一緒にやってみたい方がいらっしゃいましたら、noteのコメント欄、またはtwitterその他SNSからご連絡くださいませ。「朝から有意義な時間を過ごせた」「一日の始まりが気持ちのいいものになった」とのお声をいただいています。

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