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「7つの習慣」から学ぶ時間管理の「目的」

こんにちは、りえです。9月に入り、急に肌寒くなってきました。夏が終わってしまったなあと感じています。そしてなんだか急に食欲が戻ってきました。食欲の秋ですね(分かりやすい体)。

前回の気付きと今回のテーマ

前回に続き、「7つの習慣」(スティーブン・R・コヴィー著)「第三の習慣」(コヴィー博士が提唱する三番目に身に付けておきたい習慣)に基づく「時間管理」がテーマです。前回の記事では、時間管理の四つの世代について触れました。改めて本書の該当箇所を読み、こうしてnoteにまとめることによって、私は時間を管理しているつもりになっていたに過ぎず、実際は時間に振り回されていたのかもしれない、という気付きを得ました。だって何十年も生きてきて、何度も手帳を更新して、様々な時間管理術みたいなものを試してきたのに、未だに「時間がない」が口癖になっていたんですもの。進歩はしていたものの、根本的な何かがずれていた気がする・・。

今回の記事では、そんな少し前までの自分に贈る意味も込めて、時間に追われることなく、心が満たされる毎日を送るためのエッセンスを紹介できたらと思います。

前回の記事はこちらからご参照ください。

時間管理の目的

メモやチェックリスト、カレンダー、手帳、スマホのアプリ。こういうものを使って私たちは時間を管理しています。やるべきことを忘れないように。締め切りまでの時間を確認するために。これって何のため?と考えてみました。私の場合は、自分に関わる相手に迷惑をかけないために、かなあと思ったのですが、みなさまはいかがですか。

あっとここで、過去の辛い記憶が甦ってきました。みなさまもないですか?「なんのために働いているんだろう?」と思うこと。

なんのために働くのか

ちなみに私は、「自分と家族が笑って暮らしていくこと」が一番シンプルな目的としてあります。他にも色々ありますが、一番大切にしているのはこれ。この目的に矛盾した状況に陥ると、とても苦しくなってしまいます。

例えば、仕事でイライラして帰宅後子供にもイライラをぶつけてしまう・・とか。本当は帰宅後は子供と笑顔で過ごしたいのに、仕事で受けたストレスをうまく処理できずに家族に悲しい顔をさせてしまう・・。

あるいは、子供を急かしながら保育園へ送った後に急いで職場へ行き、自分は充実した気持ちで仕事を終えて帰宅したら、子供がなんだか不機嫌・・。朝ママが怒っちゃったから?それとも疲れてる?お腹空いてる?・・実は保育園でお友達と何かあったらしいのだけれど、その時は「仕事を頑張っている自分」にしか意識が向いていなくて気付いてあげられなかった・・。

こういうのって、本末転倒ですよね。あ、これはかなり赤裸々な私の実話です。この状況を変えたくて、2019年5月から働き方改革をスタートさせたのですが、その話はまた別の機会に。

時間管理の根本的な目的

話を戻しまして、上記の私の例をもとに見ていくと、私が「時間がない!を解決したい」とか「時間をもっと上手く管理したい」と思うのは、「自分に関わる相手に迷惑をかけないため」でもあるのですが、その根本にあるのは「自分と家族が笑って暮らしていくこと」を叶えるためなのです。この二つは繋がっています。私が仕事やその他の活動で関わる相手に迷惑をかけずに(最近は何でもかんでも「迷惑」と意味づけるのはやめようと思っていますが)、自分が納得のいく行動をとること、それによって満ち足りた気持ちで家族と向き合えること、そのための時間管理なのだと考えています。

時間管理は「仕事のため」だけではない

ここまでで、時間管理って、本来縛られたり追われたりするものではなく、人生を心豊かに送るための手段の一つなのだなあとしみじみ感じています。また同時に、「時間管理」というと「仕事における時間管理」という発想が第一にくるよなあ、とも。

ここで、いよいよ「7つの習慣」の「第三の習慣」の「要」となる部分の登場です。前回の記事の中で、時間管理の第一世代~第四世代について触れましたが、第三世代までの方法だと、手段であるはずの時間管理が目的化してしまい、上記の私のように矛盾が生じてしまいます。そこで、コヴィー博士が第四世代の時間管理の概念に基づいて開発した時間管理ツールが大いに参考になりそうです!

まとめ

このテーマ、次回へと続くことがたった今決まりました(笑)次回、「第三の習慣」の「要」となるコヴィー博士が開発した時間管理ツールをご紹介したいと思います。引き続きお付き合いいただければ嬉しいです(^^)ちなみに「第三の習慣」の章を読み直し、実践した結果、小学生の娘の通学帽のゴム紐を付け替える時間を捻出することができました~!!!!私にとっては画期的成功体験・・。やった!

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