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広報担当者が持っておくといい、ちょっとマニアックなアイテム

皆様、ごきげんよう♡
PRプロデューサーのRiEです。

今回は、実際に私が愛用している広報担当者が持っておくといい、ちょっとマニアックなアイテムをご紹介します。

必ずもっておくべきなアイテムはこちらでも紹介しているので、あわせてご覧くださいね。


持っていると便利! ちょっとマニアックだけど笑

最近はアプリなども便利なものが増えているのでスマホ一つである程度は対応できてしまうこともほとんどですが、一言に「広報担当者」と言っても業務内容は多岐に渡ります。

私の場合、クリエイティブツール(冊子やチラシ、バナー、WEB媒体なども)のディレクションも多くこなしてきているので、その際に使用するアイテムをご紹介しますね。

マニアックなものも含まれますが、これがあるのと無いのでは仕事効率が断然に違いますし、思わぬ事故を防ぐこともできるんです。

①マイクロスコープ(ルーペ)

SKS ポケットマイクロスコープ


これ、何かというと高解像度の小型ルーペなんですが、特に印刷媒体の色校カンプ(仕上がり見本)チェックの時にとっても役に立ちます。
本来は、印刷会社さんでのチェックがメインになりますので、印刷オペレーターさんや印刷会社の制作の方や営業の方が持っているもので、広報担当者レベルで持っていないといけないものではないのですが、、、、

こちらのアイテム、何に役立つかというと、印刷物の網点やズレなどを確認するのにとっても役立ちます。

※印刷物は小さなドット(丸い点)=網点で構成されています。

色校のカンプなどをチェックしていて、なんとなーく画像が「ボヤっとしてる?」と感じる時はこのマイクロスコープで確認していきます。
そうすると本当にミリ単位でずれていたりします。

この「ボヤっとしてる?」という感覚も普通に肉眼で見ても分からないレベルですので、もはや職業病ですね。

ただ、広報担当者でもこの違和感を解消することで、印刷事故に繋がる要因を未然に防ぐことができます。

Amazonなどでも売っていますので、気になる方はチェックしてみてくださいね。


②DIC ポケット型カラーチャート


DICポケット型カラーチャート

こちらも主に使用するのは紙媒体を扱う時になります。

DIC(ディック)とは、特色インキを製造しているDIC株式会社さんで、DICカラーとはその特色インキの品番になります。

たとえば、一言「赤で!」と指定しても明度・彩度によって無数の赤があります。そこで「DIC◯◯番で!」とお伝えすると正確に伝えることができるという、カラーの共通言語のようなものなのです。

そして、このカラーチャートはその色のプロの会社が出しているプロセスカラー(CMYK)の配合が一目で分かり、かつポケットに入れて持ち運べるという優れものなんです!

色はC(シアン/青)、M(マゼンタ/赤)、Y(イエロー/黄)、K(ブラック/黒)の4色を重ねることでできています。これをプロセスカラーといいます。

ここまでいくとデザイナーさんや、印刷会社さんのお仕事になりますが、この辺りの印刷や色の知識を広報担当者が持っているのと持っていないのとでは、依頼の仕方や捗り具合が変わってきますので、ぜひ知っておくことをおすすめします。


③配色アイデア手帖

配色アイデア手帖

色に関わるすべての人に役立つバイブルのような本だと私は思っています。ちなみに、私を長年担当してくれているネイリストさんのサロンにもこちらの本が置いてありました。

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、こちらの本は与えたい印象(例えば、カジュアルやエレガント、ゴージャスやカラフルなど)の13パートがそのまま章立てになっていて、各印象(イメージ)に合わせてそれぞれの配色パターンと数値が記載されています。

広報担当者として、デザイナーさんなどに「こういうイメージで作ってください」と依頼するときにも共通言語としてきちんとオーダーするのにとても便利で役立ちます。


④三菱ダーマトグラフ(色鉛筆)

ガラスやビニールにも描ける色鉛筆

この色鉛筆は一般の色鉛筆と違って、ガラスやビニールなどのツルツルした面にも描くことができます。

これをどのように広報担当者が使うかというと、紙面校正をする時に使います。

画像などが多く使われていたり、全体的に大きく使われていたりするとインクが紙に多く乗っている状態なので、ツルツルして普通のボールペンなどのインクだと弾いてしまい、色が出ません。つまり、校正指示が書けないんですよね。

そこで活躍するのがこちらの色鉛筆。ストレスフリーで書くことができます。私がよく使用するのは、赤と青と黄色。指示依頼の内容によって使い分けています。

紙面上で色が消えないので、印刷会社さんにも見やすいと評判でした。

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さてさて、いかがでしたでしょうか?

今回は少しマニアックなアイテムもご紹介しましたが、より関わりのある方と円滑にお仕事を進めるのにも役立つアイテムをご紹介させていただきました。

やはり、一人でお仕事をしているわけではありませんので、気持ちよくコミュニケーションを取るためにも「お相手の立場に立つ」ことが大切だと思っています。

アイテムはそういった面でも役に立つと思います。

皆さんはどんなアイテムをお使いですか?

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