雑記 九月
文学フリマ
文学フリマに行って来ました。人生で二回目。
初めて行ったのは、髪を切ってもらっている美容師さんが歌集を販売していると知ったから。感染症対策が厳密だった頃に。
前々日に、知っている方が出展すると知り「文フリ会場で知人に差し入れする」という人生経験が出来て嬉しかったです。
会場をグルグル回り、何人もと短いお話しをして、自分の好きなものを再発見させてもらえたような気がします。山が欲しい。奇妙な話が聞きたい。奇妙じゃなくても本当の話が聞きたい。
予想以上のスピードで財布からお札が出ていき、しばらくは納豆ご飯の晩ごはんですね。帰宅してからネット検索して注文もして、積読を積み上げていく運び。
楽しかったです。
甥っ子とお出かけ
ひさしぶりに甥っ子と出かけた。
家に迎えに行くと、甥っ子が、着ているTシャツを引っ張りながら「今日一緒に出掛けるから、前に〇〇(私)が買ってくれた服着て来た」と言った。
おぉ、あの小さかった甥っ子がそんな配慮が出来るほど大きくなったのか。小さかった甥っ子、小学校入ったばかりくらい、を思い出していた。近い距離にいる身内は、昔の姿を重ねてしまい、なかなか今の姿を真っ直ぐに見ることが難しい。身内とはそういうもののような気もする。
Tシャツは最近セールで安くなっていたので購入したのだが、なかなか似合っていた。私は、あげたもののことをものすごい速さで忘れるので、たぶん甥っ子が言わなければ自分の購入品だと気づかなかったかもしれない。その点、私は母と似ている。
神社の森
仕事終わりに子どものいる施設に行くとき、神社の森の中を通っているのだが、日暮れが早くなってきてあまりに暗いので、そろそろルートを変えようと思う。
暗闇の森の奥を見ると、近くの樹は太く遠くの樹は細く見えて、昔読んだ絵本の中の森が想い起こされる。森は奥へ奥へ続いている。