コミュニケーションの醍醐味
好奇心が旺盛な方だと思う。
全く知らない世界を見にいきたい。誘われたい。日々そんな衝動に駆られている。
孤独が好きだけど、ずっと一人で過ごしていると興味関心の赴く方向はどうしたって偏る。
本や旅でも好奇心は満たされるけど、人との会話の中から生まれる気づきも捨てがたい。いやむしろ好き。だから意識的にコミュニケーションを取るようにしている。
「ヴィスコンティとか。」
映画が好きだと伝えたところ、わたしが観ていそうな映画としてルキノ・ヴィスコンティ監督の名を挙げたのは、職場を出入りしている紳士だ。
実は、観たいと思いつつ一度も観ていない作品リストにあがっている一つがヴィスコンティだった。そうか、わたしはヴィスコンティを観ていそうなのか。
人が持っているイメージに寄ってみるのも面白い。早速週末に『家族の肖像』を鑑賞した次第。
絵画のような映像が好みだった。そして主演のバート・ランカスターに魅了され、他の作品を当たってみようと思った。
こんな風に、コミュニケーションをきっかけに興味関心があらぬ方向に広がっていくのが好きなのだ。
憧れの街への引っ越し資金とさせていただきます^^