Rie|都会に住まうシングル
ふとした日常や想い出、親とのこととか。
日常の中でのふとした気付き
色の力で本音を引き出す「アクティブ・カラーセラピー」のセラピストです。
2019年5月に訪れたクロアチア探訪記です
目玉焼きを、真面目に作ってみようと思った。 きっかけは料理家である有元葉子さんのレシピ本『ふだんの洋食 レシピを見ないで作れるようになりましょう。』。 目玉焼きから始めましょう 洋食の基本中の基本ということで、目玉焼きの作り方から始まっている。 わたしは昔から有元さんのファンで、愛用している鉄のフライパンは彼女がプロデュースしているブランドのもの。料理だけでなく、洗練されたライフスタイルや世界観に憧れ、10年ほど前に購入した。 ただ、鉄のフライパンはくっつく。 目
2019年6月に始めたこのnote。 毎日書こう。 前職の退職をきっかけに、無理難題を自分に吹っかけました。 何者でもないわたしはとりとめのないことしか書けません。だけどとりあえず1年続けてみようと決めました。 正直なところ、楽しさより常に苦しみが優っていました。小さい頃から書くことは好きで、先生には褒められたし、作文を表彰されたこともあったけど。 それでも投げ出さずに迎えた連続投稿365日。 達成感はそれなりにあったけど、同時にずっとうかがっていました。 立ち
テレビを処分して1年が過ぎた。 感情を無理に煽られたり、限定されたり。テレビは思考に余裕を与えてくれない。観ることでいつからかストレスを感じるようになった。であれば所有している意味がない。だからさよならした。 そんなわたしの情報源はラジオ。 テレビのようにテキストで訴えてくるものがない分、考える余白が生まれる。だからこちらは自由でいられる。ナビゲーターさんのポロリと溢れる本音、意味のない話も妙に心地いい。想像が掻き立てられる。 あと昔の歌が突然流れてくるのもいい。何の
「麹(こうじ)水」なるものを毎日飲み続けて2週間経つ。 肌がもっちりしてきた。 * 麹水を作るようになったきっかけは、レシピ本との出会い。図書館でパチっと目が合っちゃった。 それまで麹といえば、塩か醤油につけるものだと思ってた。まさか水とは。 作り方はこの上なくシンプルで、水500mlに50gの麹を入れて一晩置くだけ。 すると水は、酵素や乳酸菌、ビタミンなどを含む栄養満点ドリンクになるらしい。甘酒と比べて作るのに手間がかからない。何せカロリーが断然低いときた。10
感情をコントロールする方法がもてはやされている。 怒りや不満といった、いわゆるネガティブな感情も自分を知るための立派なサイン。だから分析する。そして整理する。すると本当の自分が見えてくる、というような。 かくいうわたしもそうやって整えてきた。 紙に書き出しては自分の感情を冷静に眺めてみる。不満は希望の裏返しだった。繰り返すうちに、全ては表裏一体だということに気づけた。 一方で理由なんてない感情もたくさんある。だから整理できない。だけど、持て余すことがなんだか許されない
苦手な人と関わらなくてはいけなくなったとき、スイッチを切り替えることにしている。 例えば、自分の立場を誇示してくる男性が現れた場合。 わたしはこういうタイプが本当に苦手で、オフの場面では絶対に関わりたくない、関わらない。だけど仕事の都合上、コミュニケーションを取らないわけにもいかない局面はある。 そんなときこそ切り替えどき。 さて、何になろう。 キャラクターは何パターンもある。 ぐるりと一周考え「母」をチョイス。目の前にいる男性は、わたしの息子。 すると本当にそ
好奇心が旺盛な方だと思う。 全く知らない世界を見にいきたい。誘われたい。日々そんな衝動に駆られている。 孤独が好きだけど、ずっと一人で過ごしていると興味関心の赴く方向はどうしたって偏る。 本や旅でも好奇心は満たされるけど、人との会話の中から生まれる気づきも捨てがたい。いやむしろ好き。だから意識的にコミュニケーションを取るようにしている。 「ヴィスコンティとか。」 映画が好きだと伝えたところ、わたしが観ていそうな映画としてルキノ・ヴィスコンティ監督の名を挙げたのは、職
相槌について。 わたしはカラーセラピストとして、月に一度活動をしている。 「アクティブ・カラーセラピー」というカラーセラピーで、色でこころの声を引き出すもの。 クライアントさんの本音にそっと寄り添うのがセラピストとしての役割。吐き出される言葉を拾ってお伝えする。誘導もアドバイスもしない。ご本人に気づいていただきたいから。そこに意味があるから。 セッションにおいて心掛けていることがある。 なるほど、と言わない。 「なるほど」とは、たしかに受け入れの言葉ではあるのだけ
「今日はおへそに意識を集中させてみて。」 先生はそう言って、わたしたち生徒を鼓舞した。 趣味であるピラティスのはなし。 言われた通り、おへそに意識をやる。 そういえば今まであまり意識したことがなかったかも。そんなことを考えながら。 すると…… いつものポーズが滑らかに決まった。 他のレッスン生たちもそれまでできなかったポーズが、ひょいとできてしまっている。 わたしたちだけでなく先生も笑顔になる。 「できないことに意識がいくといつまで経ってもできないまま。でも
どうも前ばかりを見てしまう。 できない、足りない、知らない。 そんなことばかりで、補うために躍起になる。それで心身ともに健全な状態が保たれているうちはいいのだけど、たまに息が切れる。そんな自分に嫌気がさし、前に進むどころか立ち止まって身動きが取れなくなることさえある。何とも情けないはなし。 過去にしがみつくことをよしとはしない。だけど、たまには振り返ってみるのもいいもんだ。そんなことに気づいた日。 「今日が初めてです。」 毎週通っているピラティスのクラスに体験レッス
ここ2週間ほどわたしはたくさん振っている。 サイコロでも棒でもなく、振っているのは手だ。 在宅勤務を経て、2ヶ月越しに出勤し始めてちょうど2週間。つまりは人に会うようになり、手を振るようになった。 おはようございます。 お久しぶりです。 お疲れ様でした。 またお待ちしてます。 どうもわたしは手を振らずにはいられない。まやかしではない笑顔を添えて。 見返りは求めない。だけど、振り返されるとたまらなく嬉しくなる。 老若男女は問わない。 とはいえ、相手が誰でもい
「雨の日でも家にいられるからすごくいい。」 会社を辞めてフリーランスで編集の仕事をする知人が言っていた。 確かに、雨の日の通勤は億劫だ。 実家にいるときは、最寄り駅まで自転車に乗っていた。小雨であれば雨具で凌げるけれど、大雨ならば歩かなければならない。だからその分、家を早く出る必要がある。ああ嫌だ。 実家を出て、最寄り駅まで自転車に乗る必要はなくなった。それでも雨天は悩ましい。傘の分だけ手荷物が増え、電車は大概遅れる。足元は滑りやすく、いつもは必要としない注意を払わな
職場の真上に幼児教室が入居している。 小学校受験のみならず幼稚園受験にも対応している、それなりに歴史のあるスクールらしい。ホームページによると。ちなみに月謝は7万円ほど。 昼間になれば子供たちが走り回っている足音やオルガンの音色が聞こえてきて、自分の意思で通っているんでもないだろうに大変だなと思ってしまう。 さて、そんな職場環境なので、エレベーターに乗ると幼児教室に通わせる親御さんとそのお子さんに出くわすことがよくある。どこの家庭の親子も身だしなみはバッチリで、楚々とし
職場でのはなし。 「わたしはわたし」という、自分軸を見失わないためのお守り言葉を唱えつつ、矢印を自分にむけてみる。 どうしたら少しでも歩みよれるだろう。 状況を改善するためにできることはなんだろう。 生き方は当然として、仕事に対するモチベーションも全く異なる者同士。放っておいても成り立つ業界、業種は山ほどあるだろうけど、わたしは対極にある場に属している。個を生かしながら、ある程度まとまる必要がある。 仕事というつながりがなければ交わるはずのない者たちが、導かれるよう
「手短に」「わかりやすく」が求められがちな世の中。 毎日noteを書く身としても、読みやすさを心掛けてきた。 一方で、わかりにくさが逆に心地いい。そう感じることもある。 何を考えているのかがパッと見てわかってしまうような人(現にいるのかは別として)に、面白みはあるのだろうか。 わかりにくいものを目の前にして、あれこれ想いを巡らせてみたり、俯瞰したり、ぐるりと一周してみたり、はたまた実際に触れてみたり。そんなことに生きる喜びを感じてしまう。 時間がかかったっていいじゃ
頑なに他者を受け入れないのはみっともないと思う。 調和は美しい。そもそも人は一人では生きていかれないのだし、協調して折り合いつけて進んでいけたのなら、どんなに素晴らしいことか。 その一方で、貫くべき自己もまたやっぱり必要。そんなことを痛感した今年の前半。 ホルモンのバランスを崩してしまいました。身体は正直ですね。なんてことないと思っていたはずなのに、今回の崩れようは、自分史の中に類をみませんでした。 改めて振り返ると、昨年末あたりから、周りの環境が目まぐるしく変化して