「性」に表れる障害児を取り巻く問題とは〜放課後等デイサービスの現場から〜 【リディ部ライブ勉強会】2021.12.3
社会問題を考えるみんなの部活動「リディ部」では、部員さん向けに毎週Zoomを使った「ライブ勉強会」を開催しています。当日ご参加いただけない方向けにアーカイブ動画も準備しますので、リアルタイムで視聴できない場合も、後から好きな時に好きな場所でご覧いただけます。
それでは、12月3日(金)の内容をご紹介します。
「性」に表れる障害児を取り巻く問題とは 〜放課後等デイサービスの現場から〜
日時:12月3日(金)20:00〜21:30 @オンライン(Zoom)
ゲスト:坂爪真吾さん(一般社団法人ホワイトハンズ代表理事)
「人前で服を脱いでしまう」「性器をいじる」「自慰行為をしてしまう」ーー。いま放課後等デイサービスなど、教育や福祉の現場で発生している障害のある子どもの性のトラブル。特に発達障害のある人の性に関する問題として表出していますが、その背景には、当人の障害特性や性的欲求といった要因だけではなく、人間関係のストレスやソーシャルスキルの不足、社会から押し付けられるイメージ・偏見、また職員の多忙などさまざまな要因が絡み合っています。
今回のゲストは、今年11月9日に発売された書籍「パンツを脱いじゃう子どもたち 発達と放課後の性」の著者であり、「新しい性の公共をつくる」をミッションに掲げる一般社団法人ホワイトハンズの代表理事である坂爪真吾さん。坂爪さんとともに、複雑な問題の全体像や構造的課題を一つずつ見ていきながら、いま求められる支援や、障害のある人が性的に生きやすい社会のあり方について考えていきます。
坂爪真吾さん(一般社団法人ホワイトハンズ代表理事)
1981年10月21日新潟市生まれ。東京大学文学部卒。2008年、「障害者の性」問題を解決するための非営利組織・ホワイトハンズを設立。新しい「性の公共」を作る、という理念の下、重度身体障がい者に対する射精介助サービス、風俗店で働く女性の無料生活・法律相談事業「風テラス」など、社会的な切り口で現代の性問題の解決に取り組んでいる。
坂爪さんのお話を聞いてみよう🔎
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社会問題を考えるみんなの部活動「リディ部」とは🔎
「誰かの困りごとを、次の時代の手がかりに」を合言葉に、社会問題について学び合う、オンラインコミュニティ「リディ部」。
社会問題の解決には、問題を「社会化」する(誰かの困りごとを、みんなの問題としてとらえる)ことが最初の一歩だと、私たちリディラバは考えています。そしてそれに欠かせないのは、その社会問題に関心をもっている「フォロワーの存在」です。
社会の中に、フォロワーの輪を広げていきたい。
一見すると、むずかしく、とっつきにくく思える、社会問題。
ならば、ひとりじゃなく、みんなで考えよう!ということで「みんなの部活動」を2020年5月にスタートいたしました。
「リディ部」では、主に、水~金曜日の夜におこなうライブ勉強会と、週末のオンライン自習室、Facebook非公開グループでのコミュニケーションと社会問題解決のためのプロジェクトを活動の中心としています。
勉強会当日は参加できない…という方も、リディ部に入部頂くと過去実施したものも含めて100本以上の「勉強会」アーカイブ動画が見放題です👀
「リディ部」3つのポイント
📌いま社会で起こっている問題に対して、偏りのない知識を得られる
📌フラットな場で発言することで、知識が自分の身になる
📌「社会問題」は、実はとっても面白い!
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