ねこ記録と介護の話 22.04.13
いろいろとバタついてねこの通院を二週間開けてしまい、慌てて行ってまいりました。
ねこの調子自体は良い模様でご飯ももりもり食べて吐くような事もなく元気なんですが、体重が4.80キロでほぼ現状維持なのが気になります。筋肉が落ちてしまったのかもしれませんが、腎臓が悪い場合は逆にそのほうが良いとも聞きますので複雑なところです。次回血液検査とのことなので、悪いところがあればそこで判明すると思います。
ところで、ねこの機嫌が著しく悪いときはご飯を抜いていった時が多い気がしていたので、本日はたらふくご飯を食べさせてから行きましたが、やっぱり激おこでした。でも点滴時のご機嫌はちょっとましな気もして、車に乗せて酔って吐いてはいけないからあえて食べさせずに行ったりもしてたんですが、これまで車で吐いたことはないので次回もご飯食べさせていこうと思います。
血液検査なのでほんとは抜いたほうがいいんですけどね。
話は変わって、姉のところのお義父さんが亡くなりました。
認知症で長くグループホームに入っておられましたが多臓器不全の症状で入院、一か月ほどで亡くなりました。ここ数か月意識消失が増えて褥瘡(床ずれ)もできていたそうなので、体のほうも寿命だったのだと思います。
私の短い特養経験からも、どんなにお元気そうに見えても褥瘡ができ出したらそんなに長くなかった印象です。お義父さんは亡くなる直前まで自力歩行もできて食欲もあったので、私は最初ケアが適切でないんじゃないかと思ったんですが(生意気にすみません)考えてみれば褥瘡はできてしまった時点で体の機能が衰えているということなので(栄養不足でもなる)ただただ寿命だったんだと思います。
グループホームでは消耗品は家族が負担せねばならないので行く機会は多いですが、姉のところはそれに加えてよく顔を出していた方で、正月には家に連れ帰って一緒に過ごしていましたが、このコロナ禍で面会をする機会が本当に減ってしまいました。
認知症の方は分かってないから大丈夫だと言われたりしますが、そういうのもけっこう伝わっていると私は思います。人出不足で施設の雰囲気が悪くなったり、定期的に見えていたご家族に会えなくなると、お元気だった方もみるみる衰えたりします。コロナ禍は、間接的にも施設に入っておられる高齢者の方の寿命を縮めてしまっていると感じています。人手不足はコロナ禍でなくてもなりがちですけど。
私は現在母と暮らしています。
母は交通事故や脳梗塞などいろいろしている割には現在要支援1でほぼ自立できていますが、それは住み慣れた家で自分のペースで過ごせているのが大きいと思っています。
あまりにも気性が激しく手に負えない方や、ご家族が遠方に住んでいたりお仕事で見られない、介護度が高く負担が大きいなど、やむを得ない事情で施設に入る方も多いと思いますが、もしも可能ならできるだけ家で見てあげてほしいと、特養で働いた経験から思います。あくまでも可能ならでいいので、ご家族が無理しない為の介護保険制度なので。
ただ私は、できるだけ母を施設に入れたくないなと思っています。
ねこも18歳になり、人間なら相当な高齢で病気も抱えつつまだまだ元気でいてくれます。ほぼ一日寝ていますが、私の姿が見えなくなるとギャオオオとこの世のものと思えない声で探し回ったりします。
あとどのくらい一緒にいられるか分かりませんが、できるだけ傍にいるために頑張らないと、と思います。