岩手県立美術館 in 盛岡
私が以前からファンだったキムラアサギ(木村麻希)さんが、昨年の岩手芸術祭の現代美術部門で芸術祭賞を受賞しました。地元では木羊日さんでも親しまれているアーティストです。ギャラリーショップやクラフト市等で販売されている額絵ブローチとポストカードもステキです。
芸術祭では部門別でしたが、アートフェスタでは部門の枠を外しての展示です。水墨画と写真とが隣り合っていたり、書道とデザインとが同じコーナーに展示されていたりと、部門別とは ひと味違う楽しさがありました。
不勉強の私には難しい作品もありましたが、ネット弁慶への警鐘(警告かな?)や、同性カップルを描いた作品もあり、いろいろな意味で楽しめました。
常設展では、大震災の時に津波で被災した後、瓦礫の中から発見・救出された彫刻も間近で観ることができます。
舟越保武さんの展示室では、美しい女性の彫刻だけではなく、病に倒れて右手(利き腕)が不自由になった後、左手で制作した作品も展示されています。
コロナの影響なのか水飲み場が使えませんので少々 喉が乾きますが、見所はたくさんあります。
岩手県立美術館 仙北町駅から歩いて30~40分ぐらいです。企画展の展示室から入るトイレは、これぞ美術館の‼️ と言いたくなりました。