はじめてのおつかい ~地域交流~
今年の6月頃、9月のイベントとして「はじめてのおつかい」がしたい!とスタッフからの企画提案があがりました。
買い物とおつかいの違いが出せるかどうか。
そこで、「おつかい」で何を伝えたいの?とスタッフに問いかけました。
聞くと、人気テレビ番組のようにRicoraの子ども達も家族のために頑張って買い物がしたい。感動を作りたいです。と、スタッフの想いが返ってきました。
Ricoraでのイベント企画は、スタッフみんなが関われるように、考えていけるようにと担当制にしています。
今回の企画は、イベントを初めて任されたスタッフの企画案。それだけに、失敗はさせたくないし、喜んでもらいたい。内心ハラハラのドキドキ、そしてワクワク。どんな企画が出来上がるのだろうか(^_^)
企画構成を練る段階。子ども達が自分の力で頑張ること。スタッフがなるべく手伝わないことが目標にして構成が進みます。
Ricoraの子ども達のおつかいには、やっぱりサポートが必須。私たちスタッフの存在が相手側(スーパー)にはサポートに見えてしまい、店内では店員さんに声を掛けてもらうことが難しいのではないか心配な声があがりました・・・
それなら、スーパーに協力してもらい企画を成功させよう!と、近隣のスーパーに出向き打ち合わせをさせて頂くことにしました。
スーパーへのお願いは3点。
①子ども達の買いたい商品を一緒に探してもらいたいこと。
②レジで子どもたちから、商品をもらい支払いを手伝ってほしこと。
③保護者の方に買い物の様子を伝えたいので、撮影させてほしいこと。
企画の課題は
・スーパーに協力してもらえること
・イベント開催の2日間にわけて、子どもたち13人が参加できること
打ち合わせが始まりました・・・
1店舗目のスーパーでは、一回にたくさんの子ども達の対応が出来ないけれど、混雑していない時間を分けてなら協力できます。と、快く承諾いただくことが出来ました。
2店舗目は、店員の数が少ないこと、通路が狭いので、一人づつ店長が対応します。とのことで協力を得ることが出来ました。
3店舗目は2日間は難しいけれど、1日だけなら店長対応で協力させて頂きます。と、結果、3店舗のスーパーと交渉することができました。
買い物当日、お店の方が駐車場で到着を待っていてくださる姿があったり、子どもの手からメモ用紙を優しく受け取って頂けたり、商品案内を丁寧にしてくださったり、私たちが考えていた以上に協力してもらえた事に、感謝の気持ちで一杯になりました。
もちろん、保護者の方にもたくさんの「ありがとう」をもらい、自慢げに誇らしい表情でおつかいの品物を持ち帰った子ども達。本当におつかれさまでした。
後日、改めて挨拶に伺うと、いつでも協力させていただきます。と、温かい言葉も頂け、地域の中での繋がりが出来たことが大きな収穫となった企画でした