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怒りなのか?難しい

こんにちわ。最近冷凍フルーツを入れたヨーグルトにハマっているricoです。冷凍とは言え毎日フルーツを食べられることが贅沢に感じるほど色んなハードルが低い自分が嫌いじゃない。


私は「今怒っているのか否か」が正直なところわからない。今抱えている不満は他の人にとったら怒りになるのだろうか?それすらもわからない。怒りのベクトルをどこに向けたらいいのかがわからない、と言ったところだろうか。


ありがたいことに「働かなくては」と思ってすぐに今の会社に派遣として入れたし、穏やかな環境でぬくぬくさせて頂いている。そこには不満はないし、ありがたいの言葉しか出てこない。給与が多いわけではないけれど仕事に見合っている金額ではあると思う。


自分が持っている不満は、間違いなく夫に対してだ。そしてそれを言ったとて彼には響かないことが何とも虚しく感じる。


1年前鬱を患い一時的に社会人離脱をし、でも結局その期間って半年ほどしかなくて。もちろん働くと決めたのは自分だけれど、その背景にあるのは夫のあまりにも楽観視しすぎる金銭感覚が原因だ。


鬱になったとき、「ricoは何も考えなくていい、俺が何とかするから」と言われたので全部任せた。けれど結局いくら生活費に使っているのか、子どもたちの学費はどうなのか、お金の流れを夫は一切理解していない。


ゆえに物凄い勢いで貯蓄が減った。それに対しても夫は危機感を全く抱かずにいたから限界値まで粘りはしたけれど仕方なく自分が働くと言う選択肢をとった。


簡単に言えば、夫はお金があればあるだけ使う。湯水のごとくジャブジャブと使う。その後のイベント出費(進学費用とか大学の授業料など)は想定していないし、私に言えばお金が出てくるとでも思っているようにしか見えない。


節約することもなく、ある程度は我慢しているのかもしれないけれど、どんどんモノを買う。子どもたちにも甘く、欲しいと言ったものは躊躇なく買ってくる。


それに危機感しか感じなかったからこそ私が無理をして働いているのだけれど、そうすると今までよりお金が入るので更に財布のヒモが緩くなる。


鬱になった当初「バイクの処分を検討して欲しい、今の世帯収入では維持が難しい」と伝えた。


結果、検討すらせずに今まで通り。


恐らく私はそこにかなり強い怒りを感じている。


私は無理をしてまで働いているのに、環境が変わることは精神的に今は良くないのに、何であんただけ何も変わってないの?何で身を切ることをしてないの?


ずっとその思いが燻っている。


気づいていないのだろう。


私が美容院に行く間隔を延ばしていること。洋服はほとんどがリサイクルなこと。化粧品のランクを下げていること。欲しいと思っても買えない虚しさを味わいたくないからショッピングモールにも行かなくなったこと。友人と遊ぶのもお金がかかるから避けていること。生活に必要なものを買うためにポイントを貯めて交換していること。


夫は変わらないペースで美容院に行き、何なら髪の毛を染めて帰ってくる。私はセルフでの毛染めにしたのに、だ。


欲しいものは買うし、それはカードを切っているからお小遣いの範疇を越えている。バイクも当然維持したままだし、何なら買い換えを検討するレベルだ。新しいスマホに代えたいと言い、新しい洋服が欲しいと言う。


私は上から下まで下着以外は数百円の洋服で、それすらも娘とシェアをし、夫は1枚4000円もする服を着る。


え、おかしくない?


って思う私がおかしいのか?だって4000円もあれば私なら新品でも3枚は買えるよ?何なら4枚いけるかもしれん。なのに、何この落差?


その考えは良くないと自分でも思う。


けど、一生懸命今やれることをやってどれだけ稼いでも、自分の欲しいものが買えるわけではない。頑張ってくれているのは理解してはいるけれど、結局徐々に鬱になった頃の生活に近づいてしまっている。


私が何も言わなければ平和なのだろうけれど。それがわかっているからこそ何も言えないし、結局我慢してしまうのだけれど。しんどいな、と思ってしまう。


本当ならアイシャドウの1つくらい好きなものを買いたい。好きな洋服もあるし、欲しいブーツだってある。けどたった半年で失った貯蓄があまりにも大きくて今の私には焦りしかない。もうじき娘の学費を払わなければいけない。


それなのに、何で夫はこんなに悠長に構えていられるのだろうか。家計を共有していないわけではない。残高だって伝えている。なのに何で危機感がないのだろうか、そう思ってしまう。


働いても働いても虚しさを感じるのは前の職場でもそうだった。私の給与が上がれば上がったぶん夫の要求するランクが上がっていく。そのときの感覚に近いものを今感じている。


あの時もそうだった。どれだけ稼いでも、どれだけ貯蓄を増やしても、私は欲しいものがろくに買えていなかった。「まだ使える」とか言われて買うことを諦めていた。今は口出しはしてこないけれど態度でNOと言われている。


そして毎週同じルーティンでお金を使い、夫はそれを「当たり前」と受け取っている。そのルーティンを半分にすればまだ生活は楽になるのに、そこはどうしても変えたくないのだろう。


バイクも売りたくない、洋服は欲しい、美容院も行きたい、あれが食べたい、ここに行きたい、そんな要求ばかりなことに疲れてしまったのかもしれない。


今の私が求めているのは、1人の時間と好きに使えるお金なのかもしれない。


どこに行くにも1人では行けず、常に疑われてしまうから気づけば出掛けなくなった。欲しいものがあっても「今はまだ大丈夫」と思い込むようになった。


何だろう、この虚しさ。


頑張って働けば働くほど虚しくなる。


この時期は鬱っぽくなりやすい時期ではあったけれど、「本音で話してくれ」とか言われたけれど、私が本音を伝えたところで夫は変わらないことが実証されただけの1年な気がする。

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