40歳からの偉国日記②

もう、毎日が偉国日記だなぁ。
今日もまた、朝ちゃんを通して大人が取り繕った真実を。


※朝が槇生のアドバイスと実母(もういない)とのやりとりで自分の決断に混乱する描写


大人は本当に取り繕いながら、
巧妙に「大人」をするから厄介なんだ。
自分で決めなさい、といいながら
いってほしくないほうを選びそうな時には
引き留めてくる。言葉巧みに。
そのうち子どもながらに察するのだ。
「あぁ、私の選択では納得しないんだろうな」と。そうやっていつもいつも、大人ぶった人が先に見た景色が、他人の目に眩しく映るだろうかなんて考えることもないんだろう。

私の幼少期ではむしろこれが日常だったので、親以外の大人がわんさかいて、自分の一挙手一投足で大人が騒ぎ、過去の自分の経験だけを振りかざしてくるのでとにかく大人しく優秀でいた。
今は母になり、この理不尽にも片足突っ込んではいるんだけれど、やっぱり辻褄が合っていないことは自分にも心地悪い。

大人は結局、大人が見たい景色があるんだろう。その景色に収まりたいんだろう。

私は子どもからの「なんでちがうこと言うの?」という姿勢に「大人だから」という印籠が出せないので、今日も相変わらず取繕えない。

楽しく暮らすこと優先で、なるべく辻褄が合うほうを選びたいなと。
そのうち絡まった糸で動けなくなりそう。

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