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人生初海外旅行は憧れのロンドンへ【最終回】
人生初めての海外旅行、ひとりでロンドンに行った時の思い出。
5日目に訪れたハリポタスタジオのボリュームがもの凄く前回の記事で書ききれなかったため、今回はその続きと最終日の様子をお伝えします。
前回の記事もあわせて読んでいただけたら嬉しいです。
ハリポタスタジオの中庭の様子
ハリポタスタジオ内にあるレストランでランチをとり、後半戦へと突入。
スタジオ内は大きな建物の中にセットがありますがレストランから見ることもできる中庭にはそこに収まらないセットが置いてあります。
まずはウィーズリー家の建物の縮小サイズver
平屋から増築しており、少し傾ているのが面白い。
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『秘密の部屋』から登場していて『謎のプリンス』ではデスイーター達に囲まれて燃やされてしまいます。
真夜中の穀物畑で敵の姿が見えない中戦うシーンでは緊張感がありました。
ホグワーツ城の渡り廊下のセット、ここではスタッフが観光客のために記念撮影をしてくれるため行列が出来ています。
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『アズカバンの囚人』でハリーが乗ったナイトバス、ロンドンの街中でも実際に夜間も運行している24時間のバス路線があります。
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一見すると普通の家ですが、これはハリーが学校生活以外の時に暮らしていたダーズリー家のセットです。
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中にはハリーにホグワーズの入学招待状がくるものの、魔法使いにはならせないと意地悪をするダーズリー家に対してホグワーズがバカみたいに煙突から招待状を送り続けることでパンクしてしまい、リビングが招待状で舞い散らかるシーンが再現されていて、圧倒されました。
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1本のピアノ線を通すことで再現されているのですが、時が止まっているような空間です。
さらに『アズカバンの囚人』でハリーに嫌味な事を言うバーノン・ダーズリーの姉が風船にされて飛ばされてしまう再現セットも。
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飛ばされないとテーブルクロスを持って抵抗したり、風船にされて体が大きくなってしまったせいでブラウスのボタンが外れてしまい、そのボタンが正面にいるダドリーの額に当たり気絶するところがピンポイントに再現されています。
魔法植物マンドラゴラが育てられているスプラウト先生のビニールハウス。
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鉢植えに注目するとマンドラゴラが確かに植えられていて、引っこ抜くと泣き音が出る仕掛けになっています。
美術セットコーナー
中庭を1周したところで中へと戻ります、次の建物は映画で登場した魔法生物などの立体美術コーナーになっていました。
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死を見た人にだけ見える生物セストラルや凶暴なドラゴンハンガリーホーンテールの頭など細かいディテールまで再現されたのが沢山ありましたが特に凄いと思ったのはドビーの人形とハリーにヴォルデモートの分霊箱として憑りついていた魂の具現です。
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ネタバレは避けますがドビーは腹部に血痕があることから『死の秘宝』で使われたものだと分かります。確かにこのシーンはハリーがドビーを抱き上げていたためCGより人形で再現する必要がありました、納得です。
ヴォルデモートの魂は映画で数秒しか映っていませんが、奇妙に胎動していました。モーターと繋げていて胎動させていたとは……。
ロンドン限定のグリンゴッツ銀行セット
美術セットを見るとツアーはツアーはクライマックスへと突入です。
グリンゴッツ銀行のセットを見学しますが、その前に映画で登場するゴブリン族のマネキンです。
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映画では俳優に特殊メイクを施して演じてもらっていますが、その特殊メイクをしている様子の映像が上映されていて映画の裏側を知ることが出来ます。
いよいよグリンゴッツ銀行のセット見学です。
このセットはハリポタスタジオトーキョーにはないため、ロンドン限定のセットとなっています。
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映画そのままの光景である感動と同時に豪華絢爛さを感じます。
グリンゴッツ銀行はゴブリンによって経営されていてその歴史は古く魔法界で唯一経営が許されている銀行です。
大きなシャンデリアに、幾何学模様のタイルと高級感がありながら両脇には机が並べられてゴブリンが黙々と働いているというお堅い金融機関の一面もある様子が忠実に再現されています。
エントランスを進むと金庫番の席があってその奥の金庫室へと行くことができます。
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『死の秘宝』ではハーマイオニーがベラトリックスレストレンジという魔女に変身して金庫室に潜入、分霊箱というキーアイテムのゴブレットを盗む再現セットがあり、そのゴブレッドに触るとアイテムが倍化する呪文トラップがかけられているため金庫の中がゴブレッドで溢れかえる場面が再現されています。
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ゴブレットの量がえげつない。
さらに映画では盗んだ後、グリンゴッツ銀行を脱出するために銀行内に閉じ込められているウクライナアックスベリーというドラゴンに銀行を破壊してもらって逃げるシーンがあるのですが、なんとそのシーンも再現されており、綺麗な銀行だけでなく破壊された銀行のセットもある再現っぷり。
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奥に巨大なスクリーンがあり、そこに映像を映し出す技術を活用しており、破壊された銀行の奥からドラゴンが現れて火を噴く映像が流れて手前ではスモークが焚かれているため本当にドラゴンが燃やし尽くしていると思ってしまいます。言葉を失うくらい圧巻、是非現地で一目見て欲しいです。
ダイアゴン横丁とホグワーツ城セット
グリンゴッツ銀行を出ると魔法界の有名な横丁ダイアゴン横丁のセットを通ります。
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そして最後はホグワーズ城全体が縮小サイズに収められたジオラマを見学。
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冬のイベント開催中とのことで雪化粧で覆われたホグワーツ城になっています。360度見渡せるような通路になっているので様々な面からじっくり見ることが出来ます。
これにてハリポタスタジオ見学は終了、見どころは紹介できたと思います。
グッズショップ
しかし、まだまだ終わりではありません、お土産ショップがあります。
おハリポタショップはカテゴリごとに分かれていて杖、クラスごとの制服、お菓子など多種多様でかなり広いです。
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映画で登場した杖を売るお店『オリバンダーの店』を再現しており杖で埋め尽くされています。
1個6000円程で売られていて、記念に1本購入。
スネイプ先生かシリウス・ブラックの杖どちらの杖を買おうか迷いました。結局、彫がはいっている杖がやっぱりかっこいいと思いシリウス・ブラックの杖を購入しました。
レジの店員さんが買う杖が間違いないかを確認してくれて「君が選んだ杖はシリウス・ブラックのだな?クールだぜ!」みたいなことを言ってくれてノリが良かったです。
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杖の箱には「Not a toy」と書かれた紙が入っていて飾るためおもちゃではなく再現を重視したインテリア品として売られているため、本気度が伝わります。ちなみに以前USJでハリーポッターの杖を購入したことがありますが、それよりも長いのでハリポタスタジオとUSJでは規格が違うのでしょう。
帰りのバスがくるまで少し時間があったのでカエルチョコの箱が目印のカフェで時間を潰してロンドン市街に戻りました。
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この日の気温は-5℃とめちゃくちゃ寒かったのですがバス停で整列をしている女の人がクリステン・リッターという女優さんにめちゃくちゃ似ていてありえないくらい美人でした。しかもこの寒さの中、スウェットパーカー。
最終日、アビーロードへ
ホテルに帰りレストランで夕飯を済ませました、見どころがないのでカット。いよいよ最終日を迎えます。
最後の朝食バイキング
固いパンとクロワッサン本当に美味しい。
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最近はパン屋に行ってクロワッサンを見つけると買ってしまいますが、ロンドンのパンのレベルは相当高いです。
もうベイクドビーンズも食べられなくなるのは、あんまり美味しくないのに名残惜しいと感じてしまう。
最終日に勇気を出して手に取ったゆで卵、おでんの玉子の3倍くらいぼそぼそで酢で漬けられているみたいで美味しくなかった。
ヒースロー空港に行く前に1つ行かなければいけない場所があったのでお土産でパンパンになったキャリーバックを引きずって行きました。
その場所はBeatlesの聖地となっているアビーロードとアビーロードスタジオです。最寄り駅は「John's Wood」
駅の掲示板にはまあまあ雑な手書きの地図が書いてあります。
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おかげさまでちょっと迷子になりました。
アビーロードに到着、世界一有名な横断歩道と言われていて観光客がいっぱいです。
Beatlesのアルバム『Abbey Road』のジャケットはあまりにも有名。
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ジャケット通りに撮影しようと観光客は協力して入れ替わりで横断歩道を渡り、撮影をしてもらっています。
しかし、この道はロンドンの中でも通行量が比較的多い道だと感じる程、よく車が行き交っています。運転している人はもうこの道は観光客が写真撮影をしていると分かっているようで車を停めて撮影が終わるのを待ってくれていました。
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私は誰かに撮影をお願いするのも、車を待ってもらうのも面倒なので遠くから撮影しました。度胸ないし、つーかこれが限界。
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Beatlesが収録スタジオとして利用したアビーロードスタジオも観光、近くにはアビーロードショップもあり、キーホルダーを購入しました。
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そして、初日に訪れたロンドン市街の玄関口パディントン駅に帰ってきました。
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6日間旅行をしただけなのに懐かしい気分、そして最初はスリやへんな奴に絡まれないかと心配100%で歩いていましたが。いつの間にか街歩きを楽しめるくらい余裕が出来ていました。自分で言うのはあれだけど成長した。
ロンドン最後の食事はスプライトとパニーニ……しかも駅のベンチで食べる。
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もっといいの食えよと思われるかもしれませんが行きたかったお店やってなくて適当になっちゃいました。
帰国便の話
最後に帰国便JALに乗った時の思い出。
JALのサービスは素晴らしい!!
みんな分かっていると思いますが、これは声を大にして言いたい!
帰国便は席が余っていたのでひとりの私は3席分空いている席に変更してくれたり「旅はどうでしたか?」といろんなクルーが話しかけてくれました。
そして機内食が美味しすぎる。
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お世辞にも大きいとは言えないエコノミーの机にギリギリ収まる量の食事を出してくれて、もうこれはJALが機内で食べられる限界のコースを出すチャレンジをしているとしか思えません。
しかも食後にアイスクリームのサービスがあり、食事中に案内された時に私は食べ終わってカチカチの状態で食べたいから後で声をかけますと我儘なことを伝えたら、私が食べ終わったタイミングを見計らって自然と持ってきてくれたり、アイスを食べ終わるとホットコーヒーを勧めてくれたりといたれり尽くせり。
フライトは15時間程で行と同じ一睡もできませんでしたが映画を5本見ていました。
日本上空を飛んだ際は富士山が見えることをアナウンスして海外観光客が大盛り上がりでした。本当に素晴らしい、今後どんな旅でもJALを迷わず選べる大人になりたいです。
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最後に
ロンドン旅の記事を書くにあたり様々な出来事を思い出したり、写真を見直したりしていましたが、自分で行ったのが信じられない程非日常な思い出ばかりで自分事に感じられない事もあります。
そして、また行きたいと思ってしまいます。
ずっと海外に行かなかった理由は空港から出た瞬間事件に巻き込まれるからという心配性飛び越えて被害妄想気味の自分ですが、気を付けていればそんなことありませんでした。
今後も海外旅行に行きたいです、次の目標はアメリカのニューヨークかカナダのトロント。
そのために英語の勉強をしたいなと思いました。
この記事で少しでもロンドン旅行を共有できていたら嬉しいですし、これからロンドンに行こうと思っている人には少しでも参考になってくれればという思い出書き上げました。
駆け足な感じで終わりましたが、ありがとうございました。
P.S.帰国後に吉野家に行きましたが美味しすぎました。