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【バンクーバー旅行記】スタンレーパークと舞台鑑賞〈2日目〉

1月に行ったカナダバンクーバー旅行記、今回は2日目です。
 1日目の様子も記事にしているのでよければご覧ください。

 2日目はガスタウン散策をしてバンクーバー最大の公園であるスタンレーパークに行き、夜は舞台鑑賞をしました。

 市街にあるセントレジスホテルに宿泊して初のモーニング、朝食会場は夜はバーとして経営している店なので、落ち着いた雰囲気。
 メニューは3品の中から好きな料理を選ぶ方式で、4日いるのだから全部制覇しようととりあえず1番上のメニューを注文しました。

 1日目は大量のグラノーラとカップケーキ、そして果物という健康的な朝食です。

 グラノーラの下はブルーベリージャムとヨーグルトが入っていて、意識高い。海外のシリアルは甘いと想像していたのですがこれは無糖で、一回炒めたのかってくらいザクザクしていて、ヨーグルトも無糖なのでジャムの甘さが引き立ってめちゃくちゃ美味しい。

 カナダはチップ文化のある国ですが、朝食のレシートには「ありがとう、朝食とサービス料はホテル代金に含まれています」みたいな文がレシートには記載されている一方、レシートにはちゃんとチップ代を記入する欄があり、僕は滞在中ずっとこれは払うべきなのか払わなくていいのか悩んでいました。
 コーヒーがなくなったらすぐに注いでくれたり、足りないものはあるかと気遣いが丁寧で、かなり良い接客をしてくれていたので、私は一応払っておきましたが、難しすぎるぞチップ文化。

 お腹がいっぱいになったところで外出、まずは個人的にめちゃくちゃ見たかったガスタウンのとある観光名所に行きます。
 ガスタウンはウォーターフロント駅の近くにあり、バンクーバー発祥の地と呼ばれているだけあり、昔ながらのレンガ造りの建物が連なっています。
 大きい通りではないですが、ここだけレトロな雰囲気。

 そんなガスタウンのシンボルが蒸気時計というその名の通り蒸気で動く時計台があります、大きくはないのですが スチームが吹き上げられ、存在感がある。

 15分に一回オルゴールがなるので必見です。

 ガスタウンにはお土産ショップがたくさんあり、日本人のワーホリが沢山働いていました。お土産ショップで売られているグッズは似たり寄ったりですが、同じ商品でも値段が店によって違うので、1軒1軒見て商品を選んだ方がお得です。

 夜のガスタウンの雰囲気はもっと良くて、この日再び寄ったので後で紹介します。

 ガスタウンを観光したところでバスでスタンレーパークへ移動します。
 バンクーバーはバスがめちゃくちゃ発達していてたいていのところはバスを使えば1本で行けます。
 バスは電車と同じコンパスカードというICカードを使って支払うのですが、残高がないとエラーが起きているお客さんも許しているのか、面倒なだけなのか運転手は乗っていいと言ってくれてかなり緩い(笑)
 ちなみに僕はちゃんと払っています。

 バンクーバー市街地の北の方にある半島すべてがスタンレーパークになっていてかなり面積が広いです。

 海に囲われていて、外周をすれば必ず海を見ながら散歩が出来ます。
 さらに海の向こうの景色はバンクーバーのビル群を望むことが出来て、日本では絶対に見られない景色を楽しめます。

 僕は日曜日に行ったのですが、家族やカップルで散歩したり、ジョギングやバイクで周回している人など様々で東京で言う井之頭公園や上野公園のような落ち着きようで気づけば1時間くらい歩いていました。

 公園の中央部にはトーテムポールがいくつも置いてあり観光地となっていました、ちょうどツアーをやっていてガイドの解説を盗み聞きもできた。

 それと公園にはリスが沢山いて、ちょうど雑木林を歩いていたら木から「ドドドド……」とものすごい音が聞こえ、なんだとその木を見てみると6匹くらいのリスが一斉に木から降りて歩道を横断していてめちゃくちゃびっくりしました。

 冬だから毛が多くて大きく見える。

 公園から市街地まで歩いて戻り、安くて美味しそうなピザ屋があったのでそこでランチを取る。

 アメリカンなサイズでチーズの脂がとてつもなく最高に美味しい、どこも1ピース400円ほどで買えるので気軽に立ち寄れます。

 その後は旅行中に行きたかった海外の本屋に行ってきました。
 1店舗目は『Indigo』という本や雑貨を扱う書店で日本で言うツタヤのようで休日ということで沢山のお客さんがいました。

 コミックコーナーがやはり気になってしまい行きましたがやはり日本のコミックが沢山売られていて楽しい。

 2店舗目は『golden age』というコミック専門店です。

 店員がピンクのモヒカンをした人でいかつかったですが、お客さんの質問にめちゃくちゃ真摯に答えていて漫画が本当に好きなんだなーという印象。
 ここには日本のコミックだけでなく、アメコミやアメコミの古本も売られていてアメコミオタクにはたまらなかったです。

 本屋からホテルに戻る道中、会社の人や友達からカナダに行ったら寄るべしという声が多かった『Tim Hortons』に寄ってみます。
 『Tim Hortons』はカナダ国内に3,000店舗以上あると言われ実際、1日目から至る所にあるなあと実感していました、バンクーバーから南に行ったところがアメリカのシアトルで「スターバックス」の本場であるためスタバの店舗数もバンクーバーには多いのですが、それよりも多いので、カナダで一番有名なコーヒーチェーンと言えるでしょう。
 コーヒーとドーナツを購入しましたが、ペアで400円ちょいと嘘みたいな安さで、旅行中バスで遠出する際は『Tim Hortons』でコーヒーを買ってから向かうみたいなことをしていました。
 コーヒーはアメリカーノタイプですっきりとしていて量が多くても飲みやすいです、砂糖とミルクを倍入れる「ダブルダブル」というマシマシコールをするのがスタンダードです。
 ドーナツも若干脂っぽいですが甘さがちょうどよく通いたくなる味。

 ホテルで休憩を取り、夜になったのでいよいろミュージカルに行きますが、その前に朝に行ったガスタウンの夜の景色が見たかったので、もう一度行きました、最高。

 ミュージカルが行われる場所は市街地にある『エリザベスシアター』という場所でミュージカルやコンサートが行われる音楽堂、中の雰囲気がとてつもなくゴージャスで日本でもこんなすごいところ行ったことがないです。

 演目は『ビートルジュース』です。昨年映画続編も公開されたティムバートン制作のゴシックホラー人気作で、そのミュージカル版です。
 ファンの中にはビートルジュースの身に着けている黒と白のストライプ柄のスーツを着ていたり、リディアというゴシックな服を着ている少女のコスプレをしている人が結構いて人気があるなと感じました。

 ストーリーは映画版と少し違い、映画ではビートルジュースと3回唱えるとビートルジュースが召喚されますが、ミュージカル版では冒頭から登場し大活躍、ビートルジュースの合図は能力開放というかいたずら開始の合図になっていました。
 ミュージカルなのでダンスシーンが多く、リディア役の歌とダンスがめちゃくちゃうまかった。
 ビートルジュース役の人はものすごいコミカルで、コメディアンなのかなと思うくらいセリフなのかアドリブなのか分からない演出が多く、会場を沸かせていました。
 ミュージカルが近くでやっているから観てみようという軽い気持ちで見ていましたが、見た後は行ってよかったと思えるほど大満足で2日目は終了です。


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