暴走していたい

 天然色の自殺をしたい
 そんなことをしなくては
 世界は肯定しえない
 もうだって生きることはつまらないから。
 らしいよという。ある目たち
 わたしはそれを
 じっくりと茹でた なぜだろう、
 今日のキッチンにそれを置く 置くと
 永遠がこっそりと入れてくれという
 一人ぼっちの食卓だから
 それくらいという少女は
 途端にわたしではなくなり
 わたしは放り出された それを
 なんというのかな 

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