【読書記録】2024年3月分
みなさま
こんにちは
セパサです。
4月も一週間が経過しましたが、
3月の読書記録です。
3月に読んだ本は4冊でした。
1冊目は、
『新!働く理由』
戸田智弘(ディスカヴァー・トゥウェンティワン)
です。
『働く』ことについて偉人達の言葉を引用しつつ、考察していく1冊。
有償の仕事以外にも真剣に向き合える対象(趣味等)をいくつか持つことで、会社と良い距離感で働いていきたいなと思いました。
「苦労も多い。面倒くさい。だけど、自分はこれをやらずにはいられない。」と思えることが本当に好きなことじゃないかという考察が一番心に残りました。
2冊目は、
『「会社員」として生きる。』
石川和男(きずな出版)
です。
会社員をしつつ副業をこなす著者が、会社員の生き方を指南した1冊。
"会社員を楽しむコツは「どっちでもいい」の精神を持つこと。"…という一文が特に印象に残りました。
仕事を楽しんでも楽しまなくても、
人間関係が良くても悪くても、
「どっちでもいい」と考えられると確かに気楽になれると思いました。
3冊目は、
『この世にたやすい仕事はない』
津村記久子(新潮文庫)
です。
様々な理由で仕事を転々としつつも、ただ日々の仕事を全力でこなしていく主人公の適応力が凄かったです。
"どんな仕事でも、何が起こるかなんてわからない"という気構えを持っているだけでも違う気がしました。
果たして主人公が適職に就けるのかどうか続編が有れば、読んでみたいです。
4冊目は、
『大江戸定年組 金狐の首』
風野真知雄(角川文庫)
です。
隠居3人組の"よろず相談"が江戸市中で話題になるなかで、また3人組の奥様や息子の嫁さんが別の共同作業を始めていくようになっていくのが面白かったです。
特に「人ってえのはよ、想い出でできているんじゃねえのか」というセリフが印象に残りました。
…以上です。
気になる本が有りましたら、紙でも電子書籍でも良いので読んでいただければ幸いです。
それでは、また。
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