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遊び心から大きな研究成果が生まれる:マサチューセッツ工科大学【MIT】(アメリカ)

これまで調査や研修、旅行で訪れた海外の大学を私個人の視点でレポートします。

同大学は2015年にアドミッションの調査で訪れました。

1865年に創立したアメリカ、そして世界トップクラスの大学です。19世紀の半ばから急速に工業化したアメリカで新しいタイプの教育機関として設立されました。研究と実践的実験を基盤とするドイツの教育をモデルとしています。特に、科学や工学の分野で世界をリードしており、ノーベル賞ほか世界的な賞を受賞している教授や研究者は数えきれないほどいます。本部はマサチューセッツ州のケンブリッジにあります。

学部レベルの学生にも研究の機会は多く、1969年から始まったUndergraduate Research Opportunities Program(UROP)は学生と教授が1年間共同で研究するプログラムです。MITというと工学分野が連想されますが、建築学や人文・芸術・社会科学などの分野もあります。

同じケンブリッジ市内にあるハーバード大学とは単位互換制度を設定しており、共同研究も盛んに行っています。


大学ホームページ↓


アドミッションオフィサーのレクチャーから

入学選考は学業成績だけでなく、学生個人のライフストーリを重視し、 エッセイや推薦書などを通してそのストーリーを読み取ります。他の人と協力して勉強できるか、研究を通して社会に貢献する情熱があるかなどが評価されるようです。エッセイでは 自分が生まれ育った過程で何を大切だと感じたか、どのような困難に直面しどうやってそれを克服したかなどを書くのがよいと言っていました。挑戦的な状況に対してどうやってそれを克服するか、 挑戦を成長する機会と捉えられるかどうかを知りたいということです。

専攻を決めるのは 1 年生の最後。1 年生の成績はそれほど重要視されず、適応する期間と考えられています。 MIT は学生同士の競争が激しいと思われがちですが、実際には協力して勉強することが 多いそうです。 在学中にGoogle、Apple,  Microsoft などからヘッドハンティングされる学生もたくさんおり、自ら 起業する学生もすくなくないようです。


ドーム(the Great Dome)があるメインビルディング
ビルの入り口
屋内から見たドームの部分
ラボでは研究が行われています
中庭に面した建物
ウサギもいました。研究用ではなさそうです。
中庭の向こうに街の景色が見えます
メディア研究センターの建物
中は吹き抜けになっています
様々な研究が行われています
フィットネスセンターでリフレッシュ

キャンパス紹介ビデオ(YouTubeより)


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