ジョン・ハーバードってどんな人?:ハーバード大学(アメリカ)
イギリス植民地時代の1636年にマサチューセッツ植民地政府が設置したアメリカ最古の大学です。世界で最も有名な大学のひとつです。本部はマサチューセッツ州ボストン近郊のケンブリッジにあり、ボストンのダウンタウンまでは地下鉄でわずか数分の距離です。東海岸の伝統ある名門私立大学8校で構成される「アイビーリーグ」のひとつとなっています。
大学名は創設初期の献金者だったジョン・ハーバードの名前にちなんでいます。ジョン・ハーバードってどんなん人でしょう。
世界トップレベルの研究施設、蔵書数に加えて、ノーベル賞受賞者をはじめ世界的に著名な研究者や教授がそろっています。芸術・人文・社会科学・自然科学すべての分野で高度な教育を提供し、有能な人材を多数輩出しています。学生は世界中から集まり、エリート学生同士のアカデミックな交流は刺激的。最高の環境で高度な力を奮うことができます。入学難易度は年々高くなっていて、狭き門をくぐり抜けるのはますます至難の技のようです。
大学ホームページ↓
アドミッションオフィサーのレクチャーから
出願者は増加していますが、合格者数はあまり変わらないので合格率は下がる一方のようです。 選考は学力だけでなく、個人の特性にも重点を置いています。 学生同士で学び合う姿勢や挑戦する意欲を見たいそうです。すべてに完璧である必要はなく、ひとつのことに「情熱」を注ぎ「没頭」している学生はぜひその「情熱」をハーバードに持ってきて生かしてほしいと言っていました。ただ、情熱があっても学力がなければ授業についていくのは難しいので、 入学後に苦労しないだけの学力は必要です。
経済的支援は手厚く行われており、優秀だけどお金がないという学生にも学ぶ機会が開かれています。年収が一定以下の家庭は学費が免除されます。
推薦状は主要科目を2年以上担当した教師が書いたもので、志願者がエッセイなどでアピールしきれなかったことを教師の視点で書いてほし いということでした。教師が生徒を合格させるために有利なことを書くのは当然ですが、ネガティブな情報も生徒を人間として捉える貴重な資料と考えているのでぜひ書いてほしいというのが印象的でした。他の生徒に及ぼした影響や学校への貢献度、教師に対する影響などについても知りたいということでした。なかなかユニークな視点だと思います。
キャンパスを見学
キャンパスを案内してくれた学生たち。右端の女性はケニアからの留学生。
図書館ホームページ↓
学生寮
学部生用の寮のひとつ「アダムズ・ハウス」を見学しました。
学生新聞(Harvard Crimson)の建物
町中にある大学のブックショップ
キャンパス案内ビデオ(YouTubeより)
キャンパス風景を楽しみたい方向け↓
解説入り↓