(ブータン関連の記事です)
ブータンではいたるところで生殖器をモチーフとした仏像や壁画、お土産品などを目にします。特に男性の生殖器は「ポー」と呼ばれ、豊穣や多産、魔除けのシンボルとされています。
プナカ県にあるロベサ村は家々に「ポー」の壁画が描かれていることで有名です。最初はあまりのリアルさに仰天しましたが、慣れてくるとだんだん違和感がなくなってきます。そもそも性は自然のものですから驚くこともないのです。不思議はありません。
ロペサ村はのどかな田園地帯の中にあります。
家々の壁にカラフルな「ポー」が描かれています。
かなりリアルなものもあります。 その下で犬が昼寝をしている風景ものどかです。
お土産としても売られるています↓
お店の案内表示にも「ポー」のデザインが↓
村の中にはチミラカンと呼ばれるお寺があります。集落を見下ろす丘の上にあります。15世紀末にドルゥク派の高僧ガワン=チョゲルにより創建された寺院で、子宝の寺として知られています。内部は写真にとることができませんでしたが、仏像なども生殖をイメージさせるものが多くありました。
寺院に向かう道で村の人が土産物を売っていました。
チミラカンの外観↓
周辺の風景↓