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ありのままがいい

人間社会に暮らしているといろいろなことがあります。ちょっとした気持ちの行き違いから人を恨んでみたり、何気ないひとことに傷ついたり、自分のプライドを守るために人を傷つけたりします。自分の思うようにならないと関係のない人まで不愉快な気持ちにさせたりすることもあります。不平、不満、愚痴、悪口などが顔を覗かせることが少なくありません。

毎日の生活の中でつい不平や不満を言っている自分に気づくことがよくあります。ちょっとしたことに腹を立てていることもあります。そういう時はたいていみじめな気持ちになります。鏡に映る自分の顔を見ても嫌な表情をしています。

毎日が楽しくなるのも、つまらなくなるのも気持ち次第です。楽しくしようという気持ちがなければ楽しさを味わうことはできませんし、満足する気持ちがなければ不満は無くならないです。ささいなことで人と争ったり、腹を立てたり、小さなことにくよくよ悩んだりするのはばかばかしいと思うのですが。小さな欲求のために人の目を盗んでごまかしを積み重ねるのもむなしいです。

若い時は無理して自分をよく見せようとしたり、できないのにできるふりをしてみたりすることがありました。自分の欠点を人に知られたり、人前で間違うことに抵抗を感じることも多かったです。でも年を重ねるうちにそういうことをばかばかしく思うようになりました。そのようなことにエネルギーを使うことに疲れてきました。欠点のない人間なんていないのですから。

小さくこそこそ生きるより、のびのびと生きる方がどれだけ楽しいかわかりません。無理して自分をよく見せなくたっていいと思います。ありのままの自分を出して生活する方がずっと楽ですし、人との関係もうまくいくように思います。なかなかできませんが。


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