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放課後のメモリースケッチ

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教員時代に書いた学級通信をもとに実践を振り返りながら教育について考えています。
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2023年4月の記事一覧

132 生徒が先生になって授業をしてみる

教員時代、中学3年の生徒に授業をやってもらったことがあります。私は英語を教えていたので英…

しおりん
1年前
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131 触る授業

小さな葉っぱを手で触れ、匂いを嗅ぎ、唇にふれて、その特徴をことばで表現する子どもたち。視…

しおりん
1年前
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128 生まれてきたから、今生きているから  

学級通信では生徒が誕生日を迎えるたびに紙面に「バースデーメッセージ」を書いていました。以…

しおりん
1年前
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127 「空きコマ(時間)」のジレンマ

「空きコマなんかない方がいい」と言っている教師がいました。仮にNさんとしましょう。空きコ…

しおりん
1年前
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126 学ぶ場所は教室以外にもある

中学3年生に向けて書いたものです。 学校には生徒がいて先生がいます。先生は教える人で生徒…

しおりん
1年前
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125 ちょっぴりほろ苦いプラムの味

私が中学1年生の時のことです。友だちがお弁当といっしょにおいしそうなプラムをたくさん持っ…

しおりん
1年前
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124 みんなのやる気が学校を動かす

教員時代の嬉しかった思い出です。 年度初めはやることがいっぱいあってすごく忙しいです。学級活動が続き、委員や係、班編成、学級目標や班のスローガンなど話し合うことがたくさんあります。教科書配布や掲示物づくり、スポーツテストの準備もあります。その間に教師には会議や出張が入って、時間がいくらあっても足りないくらいです。生徒たちに「ヘルプ・ミー!」と大声で叫びたくなります。 そんな中で嬉しいことがありました。生徒の「やる気」と「ボランティア精神」を感じたことです。新学期2日目、重