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「退去立会いがなくても安心!敷金診断士の解決策」

最近、人員削減の影響で管理会社が退去立会に来ないことが増えてきました。昨日も3件の立会のうち1件で管理会社が不在でした。立会が無いことで不安を感じた借主さんから、査定の依頼がありました。私は敷金診断士として、以下の手順を踏んで対応しました。
1. 賃貸借契約書のチェック
まず、賃貸借契約書を確認し、退去時の条件や敷金返還に関する規定をしっかりと把握しました。
2. お部屋の写真撮影
退去時の状況を詳細に記録するために、お部屋の各箇所を写真に撮りました。特に損傷や修繕が必要な箇所は詳しく撮影しました。
3. 診断調査書の作成
撮影した写真と賃貸借契約書の内容をもとに、詳細な診断調査書を作成しました。この調査書には、部屋の状態、必要な修繕の内容、費用の見積もりなどを記載しました。
4. 借主さんへの説明
作成した診断調査書を借主さんに共有し、詳細に説明しました。これにより、借主さんは安心して次のステップに進むことができました。
5. 管理会社への報告
診断調査書を管理会社に提出し、対応を求めました。必要に応じて、借主さんにも報告内容を共有し、透明性を確保しました。
これまでのところ、こうした対応で問題が発生したことはありません。今後も同様のケースが増えると予想されるため、引き続きこの手順を踏んで対応していく予定です。
おわりに
管理会社の人員削減により、退去立会が行われないケースが増えてきていますが、敷金診断士として適切な対応を行うことで、借主さんの不安を解消し、スムーズな退去手続きをサポートすることができます。今後もこのような対応を継続していくことで、安心して利用できるサービスを提供していきたいと思います。

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