中学校の担任の先生が教えてくれたこと
学校で学んだ事をほとんど覚えていないおっさんが唯一覚えてることを書きます。
中学校3年生になった初日の日に、他校から新しい先生がやってきた。
学生たちは毎年のクラス替えとはいえ、さすがに3回目なので騒ついているとはいえ、少し落ち着いていたと思う。
むしろ新しい先生が担任になってどんな先生なんだろ?っていう方に興味あったこと覚えてる。
先生は教室に入るや簡単な自己紹介をした後、おもむろに黒板に文字を書いた。
「3D」言葉
今思えば、生徒で誰か知っていると言ったら、先生はどんな返しを用意していたのだろうか。
案の定誰も知らず‥
先生は話し続けた。
皆さんはこんな言葉を使ったことがありますか?
あまり意識した事はないが、言われてみれば使った事があるなぁ〜と思った。
今ならはっきりと分かるが、物事やる前から決め付けたりするのは良くない。
いわゆる悲観的な発言したりするのはやめようという事だと思う。
ましてやる前からそう言った発言するのをやめようという事だった。
その時は自己紹介の後の話しだったんで、皆んな面食らった感じでただ聞いているだけって感じだったと思う。
少なくともその当時の自分が何十年後にnoteに書くとは思うはずがないw
評価方法
その先生は、国語の授業担当だった。
正直なところ、当時のおっさんは国語は得意ではなく、むしろ苦手だった。
その先生はおっさんの国語に対する意識を変えた。
今までの授業は定期的にテストをして、そのテストの点数で成績がつく。
しかしその先生は少し違った。
何が違うかというと、「テストの点数は全体の評価の半分です」とはじめにハッキリ言った。
では何で評価するかと言うと、課題だったり、宿題をしっかりおこなうとポイントが貰える加点式の評価だった。
もちろん漢字をひたすら書きまくって提出したら1ポイントみたいな感じ。
宿題も答えを見て出してもいいので、やって提出すれば1ポイントという評価だった。
その当時のおっさんはテストに良い点が取れないから成績も低いって思ってたから、新しい評価方法に意外だった。
(努力してテストで良い点取れば良いって話しです)でもおっさんはそれが出来なかった笑
逆に一つの課題をクリアすれば一点確実にもらえるというのが、凄く自分の性格に合っていた。
先生からすると、勉強に対して取組む姿勢とか、意識を変えたかったのかなと思う。
今から思うと、先生は中学校の三年生の担任で進路が決まる大事な時期で、しかも初年度ということを考えると良くやったなぁと思う。
実際問題おっさんの成績は上がった!
元々低かったというのもあります。
高校は推薦で行きたくて、英語・数学・国語の三教科の合計数字で推薦が取れるか取れないかの瀬戸際だったので、それがなかったら志望校の推薦はもらえなかった。
大人になってから会社勤めをすると、求められるのは結果、数字が全て!
今思えば、先生はどういった狙いがあったのかな?もちろん答えは先生にしか分からない。
ただ先生は教師として、教育者として子供たちの新しい可能性を引き出すことをしていたのではないかと思う。
当時はそんなやり方全く無かったから、賛否は当然あったと思う。
下手したら受験前に成績を落として、面談で親からクレームもあったかもしれない。
先生へ
先生にはあの時言えなかったけど、感謝しています。
この前仕事で新入社員に話をする機会があったので、3D言葉の話をさせてもらいました。
もう少し使わせて頂きます。
先生ありがとう!
今回も長文読んでくれた方がいたら感謝です!
いつもありがとうございます。
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