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高速戦隊ターボレンジャー、第18話「5分間の変身⌚️」
テーマは5分間
皆様は5分間で自分の命が絶たれるとしたら、何をして過ごしますか?
ちなみに私は大好きな人を抱きしめていたいと答えると思う。
千年に一度実ると言われている、黄金のリンゴ。
そのリンゴを食べると驚愕のパワーが手に入る。
流れ暴魔ヤミマルは、その黄金のリンゴを食し暴魔大帝ラゴーンを勝る力を手に入れようとしていた。
2万1千年前、ラゴーンに献上するハズだった黄金のリンゴを食し、巨大化した自分の分身を出す力を手に入れたカセキボーマ。
ヤミマルの手によってその封印を解かれ、世に復活する。
復活したカセキボーマはヤミマルが誰にも邪魔されずに黄金のリンゴを探せるように、巨大な分身を召喚、ターボロボと戦わせる。
その戦闘中にカセキボーマの黄金リンゴパワーを受けてしまったターボブラックこと山形大地。
致命症なダメージを受けた彼がターボレンジャーに変身できる残された時間は僅か5分。
5分で出来る事…考えてみたが、
カップラーメンが麺硬めで2個できるのと、山手線であれば東京駅から御徒町駅まで行けるか行けないか。車で5分の距離といっても信号機に引っかかってしまったら、思ったより距離は延びない。
彼には致命症の傷を治す太宰博士のラボで癒す事もできた。
ただ、
「今はもう、その時間はありません!」by.山形大地(ターボブラック)
と言って、ヤミマルを止める事にその貴重な時間を使った。
無論、今話の神セリフはこちらの言葉を挙げさせて頂いた。
巨大な力を手に入れたヤミマルが地球を恐怖の渦に巻き込む事と自らの命の危険を天秤にかけた大地。
仕事でも自らの仕事を投げ、同僚や上司を助ける場面はある。
…残業代という対価ありきで。もしくは自分の余裕次第で…。
人は自分に正直である。
そして、今話の大地を見て、自己中心的に今を生きている自分が少し恥ずかしくなった。
大地の直向きさ、真っ直ぐな気持ち。
彼の行動が無ければ、ターボレンジャーは負けていた。
「勝ったぞ!大地!良くやった!」
と力達4人で彼を労うシーンがとても輝いて見えた。
お金や物に変えられない対価。
きっと彼らの間には何があっても切れない強い仲間の絆が生まれていたに違いない。
お金は世の中の流れ者。
人の絆は一生の宝物。
是非とも、がむしゃらに人の為に動くエネルギーを今話でチャージして頂ければと思う。
きっと、そこには黄金のリンゴより強大なエネルギーが待っているハズだから。