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超獣戦隊ライブマン、第32話「ケンプ、血とバラの謎🌹」

いつまでも枯れず、美しく咲き続ける様に改良されたバラ……“ケンジローズ🌹”

⬆️
今回も恒例のあらすじから📖
今回もこちらの管理人さんのブログをご参照下さい🙇✨️

今話のキーワードは「信じ続ける優しさに歪む悪魔の心」
βZOマイナス型という100万人に1人の特別な血液型のDr.ケンプは、美獣強化の為に子供の新鮮な血液を吸いとり、自身の体内でβZOマイナス型の血液に作り替える吸血頭脳獣ゴアヅノーを作る。
このゴアヅノーが襲った幼稚園に保育士としていたのが、ケンジがバイオ技術を集結させて作ったバラ🌹を送った相手(マリ)だった。
マリは、バラが好きだった入院中の母親の為に“いつまでも枯れないバラ”をプレゼントしたいという旨の投書を新聞に載せていた。これを読み、実際に開発に動いたのが当時の月形剣史(Dr.ケンプ)だった。
そんな剣史……いやDr.ケンプの変わり様に、マリは悲しみ、失意の底に堕ちていく……。
偶然にも剣史と同じ血液型のマリは、アカデミー時代に事故で重症を負った剣史を輸血で救った人であり、剣史が授けたケンジローズをドライフラワーにしてお守りのように持ち歩いている心の優しい人。そんな命の恩人であるマリの血液をも奪い取ろうとするケンプに、勇介は生身の拳で思いを伝えようとする。
そして、今回の神セリフはそんな2人が拳で語り合ったシーンから生まれる。

「マリさんはな、お前を美しい花を咲かせる優しい人だと尊敬し、憧れ、信じた。分かるか剣史!マリさんの気持ちが!」by.天宮勇介

勇介の“優しさを取り戻してほしい”願いを込めた全力の優しさに、ケンプの悪魔の心は少し溶けていく。
終盤のシーンでの「俺は血液を使わずに必ず美獣を強化して、お前を叩きのめす。」のセリフにも込められている。

「悪魔に魂を売った友」

それを救おうとする全力の優しさ。

「生きとし生けるもの全てを守る」勇介の全力の優しさと決意がケンプの氷の様に冷えきった心を少なからず溶かす事になった……と私は思う。

本気で叱ってくれる人、その優しさに気付けない人は多い。
ケンプもそうだと思うが、無駄なプライドが素直に聞く事を邪魔する。
私も仕事の中で、叱られる事も指導される事もあるが、そこにビクビクし、成長するチャンスを逃してきた。
今思えば、もっと真剣に向かい合っていれば……と、後悔している。

今話にもっと早く出会えていたら、勇介のような友人がもし学生時代にいたら……

後悔しない為にも、是非とも今話を色んな世代の、色んな人に観ていただきたいと、切に思う。

話しは反れるが、今話からプラズマエネルギーでパワーアップした超獣剣が出てくる。
ライブロボの“ストロングクラッシュダウン⚔️”にも是非とも注目し、今話をご覧頂ければと思います。

自分を叱ってくれる“大切な人”を思いながら。

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