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私の学生時代の就活体験記

今回は私の学生時代の就職活動はどんなものだったのかを書いていきます。正直あまり参考になりません(笑) 就活中の大学生や転職希望者が「その気持ち分かる~」や「あるある~」、そんな感じで共感してくれればと思います。


①就活スタートは大学3年の12月から

私が学生の時、大学3年の12月から企業の合同説明会が開始され、面接開始日が4月からでした。一応その波には乗って様々な企業の説明会や合同企業説明会に参加しました。当時の私はサークルもゼミもやっておらず、バイト先にもロクに就活について聞ける人がいませんでした。今思えば能力も無いのに、この状況は詰みに近いですね(笑) 是非とも人との繋がりは大切にしましょう。

②志望の業界は無し

当時の私は小売店と塾講師のアルバイトをしていました。ですので、その二つの業界も含めて見ていました。他にも金融や広告、IT、建設、インフラなどなど様々な業界を受けていました。とにかく志望の業界はありません。生活できれば何でも良かったのです。ただ、銀行は全く受けませんでした。単純に責任重そうだしキツそう、そんなイメージから避けていました。他の業界もそんなのたくさんあるのに、本当に当時の私は世間というものを知りませんでした。

③一応内定をゲットした6月

そんなこんなで4月から面接が解禁されました。5月もゴールデンウイークが明けて中旬に入ってくると、周りもちらほらと内定獲得の声が聞こえてきます。そもそも友達がそんなにいなかったので、数少ない知り合いがぞくぞく就活を終わらせていきます。そんな中でも一応広告会社から内定を貰うことができました。しかし、小さな広告会社で、ネットでの評判を見ると「ブラック」というサジェストが出てきます(今の時代どこもブラックなんてサジェスト出てきますが)。
私は結局その内定を辞退しました。「内定辞退ってどうやってすればいいんだろう」「何か脅されるんじゃないか」様々な不安がありましたが、案外電話であっさり辞退できました。それはそれでいいのですが、この後は本当に長く険しい道のりになりました・・・

④大学職員に決めた10月

内定辞退後はESはたまに通るけど、面接でとにかく答えられない、もう八方塞がり。就職課にSOSを求めるも冷たくされて一生頼らないことを決意。自力でやろうにも志望動機なんて生活できりゃなんでもいいからあるわけがない。とにかく落ちまくりメンタル凹みまくりの日々でした。
そんな中、やはり志望業界を決めないといけないのか、ということに気づき、ネットで『ホワイト 業界』と検索。そこで引っかかったのが「大学職員」という業界でした(こんな感じで検索している大学生多そう)。といってもここまで大学にコミットしていない人間が目指すのもおかしな話だし、そもそももう求人がほとんどありませんでした。結局ここから年内で受けたのは1校のみでした。そうして年が明けていきました。

⑤最後の最後で内定がなんか2つ出た3月

年が明けて1月。これがラストチャンスの求人が2つ。某医療系大学を二つ受験しました。以前の記事でも言いましたが、こんな時期に求人出るって、きっとブラックですよね(笑)
でもこっちは藁にも縋る思いでエントリーシートを提出し、面接を受ける。そしたらなんか通った(笑) 3月1日の卒業式の後になんか内定二つ出た(笑)
こんな状況なのに選べる立場にあり、そのうちの一つに決めました。
あの時の自分に言いたいです。これから地獄を見るぞ、と。ただし、お前に選択肢は無いぞ、と。そんな地獄の経験は、今となってはブラック労働の良い話のネタです。

⑥(おまけ)いろんなES質問、面接、回答

就活体験記はここまでなのですが、ここで特徴的だったESの質問や面接、私の回答をお伝えします。

⑥-1「御社の志望理由はありません!」

これは私の面接での回答です。ここまですがすがしく答えた人はおそらくいないのではないでしょうか。これが真理であり、究極の正直者であると思います。だって本当の事だもん。もちろん百発百中で落ちました。

⑥-2「古墳はなぜできたのですか?」

これはとある大手企業の一次面接で聞かれたトリッキーな質問でした。たしか受験者5名くらいでそれぞれトリッキーな質問を聞かれた記憶があります。そのうち私への質問がこれ。こんなの聞いて何が知りたいんだろうか。もうなんて答えたかすらも覚えていません。

⑥-3「あなたを一文字で表すと?」

これもまた別のとある大手企業のエントリーシートであった項目です。もう完全に大喜利です(笑) さて読者の皆さん、ちょっとそれぞれで考えて見てください。あなたを一文字で表すと?


はい、決めましたか?
ここで私は奇をてらって変化球を投じました。
そんな私は「ぬ」と書きました。
はい、おそらく皆さんの頭には  が浮かんでいる事です。私の狙い通りです。
この理由をここに書いてしまうと流用されるので、理由は敢えて伏せておきます。ただこれに関しては面接官を納得させるだけの理由があります。
一次面接の際、面接官が「この聞いてほしそうな一文字敢えてスルーするわ」って言われたのを今でも覚えています。そのあとちゃんと聞いてくれましたが。理由に納得して面接を突破できたのですが、二次面接で「志望理由はありません!」で落ちました。
当時の友人にこの「ぬ」の理由を説明したら「それどこのネットから拾ったの?」と疑われました。完全100%オリジナルです。

そして私が大学職員になってからもよく学生にこの話をしていました。みんなこのネタ使う!って言ってくれました。そもそもこんな質問そうそうないと思いますがね。それでもそんな学生たちのリアクションは、私にとってはとても嬉しいものでした。


まとめ・おわりに

いかがでしたでしょうか?
今回は私の就活体験記をお伝えしてきました。今ではあれやこれやと就活や大学職員について発信していますが、大学生当時はもうほんと酷いものでした。そんなスタートラインだからこそ就活で苦労している人の気持ちもよーくわかりますし、せっかくネタがあったり大学生活をちゃんと過ごしてきた学生たちの力になってあげたいのも事実です。自分と被るんですよね。
本当に当時は「何が正解か分からないよ!」状態でした。今振り返れば正解何てその時々で変わるし、それを知れただけでも学生や転職希望者に発信できることがあるな、と思います。
今回の記事が大学生や転職希望者に少しでも貢献できれば幸いです。

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