おすすめの書籍
今日は私がお勧めする書籍の紹介をしていこうと思います。ただし、これらの書籍が直接転職の役に立つわけではありませんし、もっと大学職員や転職に関する本を読んでいる方は他にいます。あくまで私がおすすめする大学職員に役立ちそうな、大学職員の転職に役立ちそうな本の紹介ということをご理解ください。
①「大学の教務 Q&A」(玉川大学出版部)
いきなり実践的な本の紹介。おそらく大学職員の方は大学においているかと。つい最近第2版が出ましたね。
大学の教務の初歩的な部分をQ&A形式で記載しており、ほんとこういう時どうすればいいの?というみんなが思っている疑問に対する答えを書いてくれています。他業界の人でも読める一冊であり、これを一読しておけば、何となく大学の教務的な部分や履修、授業、カリキュラムのような大学の学びの根幹部分をイメージしやすくなります。
このシリーズは他にも色々出版していますが、どれも読みやすくお勧めです。
②「大学とは何か」(岩波新書)
これは実践的な本ではないが、大学って結局何なんだろうというのを歴史と共に書いているので、そうした部分の理解が深まる一冊です。大学の定義的な一冊。ただし、時代と共に大学に求められている役割も変わっているので、その辺のアップデートも必要。
ただちょっと小難しいので、普段活字に慣れていない方は読みにくいかも。
③「大学は何処へ 未来への設計」(岩波新書 新赤版 1874)
アップデートも必要と言っておいて早速その続編を紹介(笑) 2021年4月に出版されているため、アフターコロナを念頭に書かれている。同じ作者が書いており、こちらも一読する価値ある一冊。
④「ケーキの切れない非行少年たち」 (新潮新書)
これは直接転職に関係しないが、実際学生対応をしていると何となく共感する部分のある一冊。こんなこと当たり前にできるだろう、といった常識的な部分を再考させてくれるため、学生対応に困った時にふと意識を変えることができるかも。
⑤「FACTFULNESS(ファクトフルネス)」
これは普通に書店の店頭によく並んでいるので、知っている方もいるかと。転職活動でも大学職員としても役立つ考え方が満載の一冊。転職活動でのESや面接での受け答えを、ファクトベースで数字や根拠を持って回答することで採用担当者を納得させることができる。そのためにもしっかりリサーチすることが必要。また、余計な心配事や自己欺瞞のための楽観視もよろしくない。つまりは過小評価もダメだが、同じくらい過大評価もダメ。物事は正しく見積もろう。
まとめ・おわりに
いかがでしたでしょうか?
今回は私がお勧めする本の紹介をしてきました。最初にも述べましたが、あくまで私が個人的にお勧めする本です。正直もっとダイレクトに転職のための本の紹介をしてくれている人もいるし、大学職員のためになる本を紹介してくれている人もいます。
大教さんの勧める本を読んでみたい!といった方はぜひ読んでみてください。損させない自信はあります。
今回の記事が大学職員を目指している人に少しでも貢献できれば幸いです。