『どの様な「食材・食品・生産物」を私は食べたら良いのか!?』(「体質/体調別」栄養摂取のアプローチ)〜【氣12節/最終節】前編
【氣12節】〜『性欲減退 でお悩みの方々へ』「性欲減退 の改善(強壮・強精)に、効果的アプローチがある東洋医学的理論&成分(食材・食品・生産物)」について【➀】
◆【不定愁訴症候群〜⑫】『性欲減退/強壮・強精』の概要〜
◆【不定愁訴症候群〜⑫】『性欲減退/強壮・強精』の原因〜
◆【不定愁訴症候群〜⑫】『性欲減退/強壮・強精』の症状〜
◆『性欲減退/強壮・強精』(男性の更年期障害)における、「東洋医学(漢方)」的 見解について、
◉「東洋医学(漢方)」的見解に於ける、『性欲減退/強壮・強精』(男性の更年期障害)の解釈とは、…
〜[漢方と鍼灸・誠心堂薬局より]〜
◎「中医学」では、「性欲減退/強壮・強精』(男性の更年期障害)」は「“腎(じん)”」司るの働きが乱れると「男性の更年期障害といった不調」が起こると考えます。
・「中医学」では、「女性は7の倍数、男性は8の倍数」を節目として身体に変化が訪れると考えます。
その「加齢による身体の変化」は、「五臓六腑」のうちの「腎」と深い関わりがあり、「腎」は「成長・発育・老化」を司り、「ホルモン分泌」に影響を与えています。
また、「女性は42歳、男性は48歳頃」から「腎」の衰えの影響が大きくなり、「更年期症状」が出易くなると云えます。
◎「中医学」には「肝腎同源かんじんどうげん(肝と腎の源は同じ)」という言葉があり、「生命エネルギーの根源である精」を貯蔵する「腎」と、全身を栄養し「精神活動を支える血」を貯蔵する「肝」は常に協力し、必要に応じて「精を血に、血を精に変化」させています。
ところが、「過度なストレスや、急激な環境の変化」があると、自律神経を司る「肝」の働きが失調し、協力関係にある「腎」に影響を与えてしまうのです。この「肝」の働きの失調もまた「更年期症状の原因」となります。
◉【中医学体質別・診断法】〜
① 精(せい)の不足体質
<腎精不足(じんせいふそく)>
■「下記の症状」を呈する、
□性欲の低下を感じる。
□勃起力の低下を感じる。
□足腰の弱り、怠さ、痛みを感じる。
□トイレが近い、夜間尿がある。
□耳鳴りが気になる。
□目眩(めまい)がある。
□記憶力の低下を感じる、物忘れが多い。
□白髪や抜け毛が増えたと感じる。
※「身体の状態」〜【生まれ付きの虚弱体質/飲食の偏りや栄養不足/過労/慢性病/ 老化/性生活の過多/自慰行為の過多 等】によって、腎に貯蔵されている生命エネルギーの根源である精が不足している状態です。
② 血と津液(ちとしんえき)の不足体質
<肝陰虚(かんいんきょ)>
■「下記の症状」を呈する、
□目が乾燥し易い、かすみ易い。
□視力の低下を感じる。
□目が疲れ易い。
□筋肉が攣り易い。
□筋肉や関節の痛みを感じる。
□手足の痺れを感じる。
□よく、逆上せる。
□よく、寝汗を掻く。
※「身体の状態」〜【生まれ付きの虚弱体質/長期間の精神的緊張・ストレス・プレッシャー/ 老化/睡眠不足/目の酷使/出血性の病 等】によって、肝に貯蔵されている全身を栄養し精神活動を支える血が不足し、更に、それが長期間続く事で肝陰(潤い)が不足している状態です。
③気(き)の滞り体質
<肝鬱気滞(かんうつきたい)>
■「下記の症状」を呈する、
□イライラし易い、落ち込み易い。
□感情の起伏が激しい。
□ため息がで易い。
□喉が詰まった感じがする。
□胸が詰まった感じがする(奔豚気🐖)。
□脇腹や、お腹がハリ易い。
□頭の側面が張って痛み易い。
□ゲップやガスが出易い。
□感情的になると手足が冷える。
※「身体の状態」〜【急激な環境の変化/精神的緊張・ストレス・プレッシャー/ 食べ過ぎ/飲み過ぎ等 等】によって、肝の機能が失調し、エネルギーである気の巡りが滞っている状態です。
以上です…。 次回『「性欲減退/強壮・強精」の予防・改善するアプローチがある成分、…』に移ります。
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