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【あらすじ】グミ・チョコレート・パイン グミ編 読書記録31

グミ・チョコレート・パイン グミ編

大槻ケンヂ



人生ってグミ・チョコレート・パインだと思うの。
人生って、、、生きることって、あのグミ・チョコ遊びだと思うの。
自分の出した手が相手を負かすことがって、でもその手は必ず一番強いわけじゃなくて、、、
そうして勝ったり負けたりしているうちに、いつの間にかくっきりと勝者と敗者とが分かれてしまうの。

美甘子


自分は自分だ。人生を誰かに決められてたまるものか。
なぜテストのために、受験のために、将来役に立ちそうにもない暗記作業なんかしなくちゃいけないんだろう。
学校も期末も受験も、抗うべき運命の疑問点じゃないか。
なぜみんなそれに従うんだ?
俺はなぜ従うんだ。
社会のシステムを作ったのが誰だかわからんが、俺が作ったんじゃないことだけは確かなことじゃないか。
そんな運命理不尽だ。

カワボン


ダメだけど何かやろうとしているんだ。
頑張ってるわけね、ダメなりに。
でも何を?
わかんないけど。
それを見つける作業を。
まず始めてみればいいんじゃいだろうか?
無理かな?
無理でもいいか、どうせダメなんだし。
とにかく何かやってみようと思う。
自分は人とは違う。
でも何が違うのかはわからない。

大槻ケンヂ


「俺はダメだな〜」と思っているすべての若きボンクラ野郎どもへ、心からの心を込めて、本作を贈る。

大槻ワールド全開の本作「グミ・チョコレート・パイン グミ編」、終始ふざけ倒しており、おふざけ小説にもみて取れるが、大事なメッセージが多く散りばめられている。

誰かの何かのきっかけになる本作。


特に男子学生や若者(♂)にはおすすめ。




○読書記録


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