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【短期間】TOEICスコアが爆伸びした話

こんにちは!大学生Ryoです。

2021年7月、僕はTOEIC公開テストで805点を取ることができました。
この点数を取るまでの僕の主な活動と英語レベルの推移について振り返りました。


「あることでTOEICの点数が爆伸びした話」



2019年1月


大学受験時のセンター試験、英語。
筆記164点、リスニング34点

極めて高得点ではないが、自分の中ではそれなりに得意科目ではありました。

2019年4月


大学入学時のTOEFL ITP。
(大学の英語のクラス分けのためのテストです)
約380点
(337点~677点満点のテストで380点はCEFRレベルA2、英検準2級相当)

テスト中に居眠りをしていた、そんな友達もいる中、精一杯最後まで真剣に全力で臨んだ僕は、なんと一番下位のクラスに振り分けられました。この点数なら妥当な結果です。

僕は大学入学と同時に「大学生のうちに海外留学したいなぁ」とぼんやりと考えていました。そして、なんとなくかっこいいからという理由だけでアメリカに行けたらいいな、なんてことも思っていました。そこで「アメリカ留学 英語力」のようにGoogleで検索すると、TOEFLというテストの点数が必要だということを知ります。

2020年5月


TOEIC対策スタート。
TOEIC模試。
約650点

低レベルな英語力を持ち合わせた僕は、大学2年生の後半(2020年3月)になるまで本気で英語の勉強をすることなく過ごしました。
が、コロナウイルスが世に出回り始め、ステイホームが流行りだしたことをきっかけに、TOEICの勉強を開始することになります。

もともと家にあった参考書を手に取り、一度模試を解いてみると点数は650点程度。

中学、高校とそれなりに真剣に学校での授業を受けていただけに、TOEIC 日本人平均の約600点は超えていましたが、つい1、2年前までバリバリに大学受験の勉強をしていた人とは思えない点数です。

2020年7月


TOEIC対策終了。

約2か月TOEIC対策の勉強を進めた頃、そろそろ一度受験してみようと思い立ちTOEIC公式ホームページを見ると、「コロナウイルスの影響でTOEICを受験できるかどうかは抽選で決まる」というシステムとなっていることを知り、受験を諦めると同時にTOEICの勉強を終了します。

2021年3月


TOEFL対策スタート。

いよいよ僕も大学2年生が終わり、そろそろ留学に向けて動き出すタイミングとなりました。

まず僕は、TOEFLの公式が出している辞書のように分厚い青色の表紙の過去問と一番有名なオレンジの表紙の単語帳を購入し、TOEFLの勉強をスタートさせました。

皆さんご存じの通り、僕の英語力は壊滅的だったため、TOEFLの過去問を解いてみても、もちろん高得点は取れません。

リーディングは半分正解していたらいい方、リスニングは運次第、ライティングは必要文字数に満たない、スピーキングはそもそも問題が聞き取れなくて回答できない、そんな状態だったと記憶しています。

ですが、この時期は通っていたジムの横にスターバックスが併設されていたため、スタバに週4、5回通い、一日数時間は勉強していました。

2021年5月


TOEIC申し込み。

TOEFL対策スタートから2、3か月が経過し、だんだん語彙力が増してきたり、リスニングのスピードに慣れたり、英語で文章を構成することスピードが上がってきたりと、確実に成長を実感していました。
スピーキングについてはオンライン英会話を1日25分継続していまいた。

気づけば大学3年生に入り、そろそろ就活を意識し始める時期になってきました。

留学に行くつもりではいたものの、コロナウイルスの影響で海外に行くことができない可能性も考慮して、周りに流される形で就職活動を始めました。そして、その就活のためにTOEICの点数を取っておこう(就活ではTOEICが主流と聞いていたので)と思い、直近の日程で申し込みをしました。

2021年6月


教育実習。

教育学部に在籍している僕は、3年生の間に4週間、教育実習に行くことが決められていました。
そしてこの実習の時期を確認したところ、実習最終日はTOEIC受験日の2日前でした。

これが何を意味しているのかというと、基本的に実習は朝7時頃に家を出て、夕方19時、20時頃帰宅というスケジュールです。
つまりTOEIC受験の前4週間、勉強ができない状況になってしまったということです。
(強いて言うと、実習に向かう電車の中でTEDトークのYouTubeを聞いていました。が、それ以上のことはなにもできず4週間を過ごしました。)

2021年7月


TOEIC受験。

実習が終わり、TOEIC前日となった時の心境としては、
「4週間英語に触れない生活をして、高得点が取れるわけがない。就活用に800点くらいほしかったけど無理そうかな。」といった気持でした。

ですが、せっかくお金も払ったし、まだ一度も受けたことないから受けるだけ受けよう、結果は期待しないで。

友人にも受験を勧められたこともあり、渋々受験することを決めました。

2021年7月


TOEIC点数発表。
805点。

約2週間後、ネットで結果を確認してみたところ、

まさか800点を超えているとは思ってもいませんでした。

800点あればそこそこ就活でも使えるし、世間一般的にも高得点に分類されるのではないでしょうか。

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ここまで僕のTOEIC800点超えまでの英語力と出来事を振り返ってきました。

お世辞にも高い英語力とは言えなかった僕のそれが、世間一般的に高得点と言われるTOEIC800点を超えた理由の大部分を占めていること、それは、

「TOEFLの対策をしたこと」

これに尽きると感じています。

TOEFLはTOEICに比べるとこんな感じです。

TOEIC

リーディング→長文読解が比較的短く、単語レベルはほどほど

リスニング→読まれるのは短文、スピードゆっくり

ライティング→なし

スピーキング→なし

TOEFL

リーディング→文章が長く、単語レベルが高い

リスニング→約5分の講義を聞く、スピード早い

ライティング→あり

スピーキング→あり

このようなざっくりとした違いがあるため、TOEFL対策をしたあとに受けるTOEICというのは、「マラソン選手が大会前に酸素の薄い高地でトレーニングをする、いわゆる高地トレーニングと同じ現象が起きていた」と強く実感します。

僕はTOEIC受験の前にTOEICの対策をほとんどしていなかった(実際に対策をしたのは受験前日のみ)し、直近の4週間ほぼ英語に触れていませんでした。

こんな状態の中、僕の英語力でTOEIC800点を超えることができたということは、高地トレーニングの有用性を証明することにつながるはずです。


現在、TOEICの点数が欲しい、長年勉強しているけど点数が伸び悩んでいる、TOEICの勉強がマンネリ化してきている、そんな人には僕でも800点を超えることができたこの「TOEFL対策による高地トレーニング」を試してみてはいかがでしょうか。

※少し遠回りをして点数アップを目指すものなので、来月に受験を控えている人やあと数点アップできればいいという人にはオススメできないかもしれません。

以上、僕の「あることでTOEICの点数が爆伸びした話」でした!



最後までお付き合いいただきありがとうございました。

この記事が少しでも皆さんの役に立つことができれば光栄です。


では、また。


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