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『ライブ観戦記』サミー ヘイガー@有明アリーナ20240923


念願のライブ

僕にとって、VAN HALENとは=サミー時代でした。サミーの作った美しい歌メロ、ヴォーカルパフォーマンス、どれをとってもデイブ時代より上だと思ってきました。だからこそ、サミーヘイガーをライブで体験出来るという事は学生の頃からの憧れであり、29年ぶりの来日という事を考えれば奇跡のような出来事なのです。


有明アリーナの入り口に到着した時、いよいよサミーのVAN HALENが聴けるのだとワクワクしました。

オープニングSEは名曲DREAMS

今回のライブは本編前のスタート曲が名曲DREAMS。アメリカでもやってませんでしたし、キーが高いからしょうがないかななんて思いましたが、DREAMSを除外しなかったのは良い判断だと思いましたし、場も盛り上がりました。

高揚感のある曲ですし、いよいよ始まるぞ!という会場の盛り上がりも素晴らしかったです。

あの名曲たちをライブで!

個人的には2曲目のPoundcakeが始まりの咆哮でした。ギタードリルの音、ヘヴィなドラム、あぁ僕が中学生の時にラジオで知ったあの曲がついに生で。サミーヘイガーで。こんな日が来るなんて思いもしなかったです。
特にTop Of The WorldやThe Seventh Sealといったあまり他の人がカヴァーしなさそうな曲を聴いた時に「サミーのVAN HALENだ」と実感出来ました。

ジョー サトリアーニはエイリアンです

ライブを観た人は何の事か分かると思いますが(笑)今回、ギターがジョーという大物だった事も成功の要因だと思います。あまり知名度のないギタリストだと締まらなかったように思いますし、実際ジョーのギターは素晴らしかったです。

歌えるベーシスト、マイケルアンソニー

サミー同様、マイケルも初体験だったのですがほんとよく声が出ますね!Ain't Talkin' 'bout Loveは一人で歌ってましたが素晴らしい歌唱でしたし、今回日本向けサプライズだったCan't Stop Lovin' Youでは、サビはほぼマイケルがカバーするという大活躍。サミーも日本語で「凄い!」と言ってましたが、本当に凄い。本業ベースでこれだけ歌える人はなかなかいないですよね。

ファンへの贈り物

今回のセトリはファンへのプレゼント。インタビューでサミーが語ってましたが「今この曲をやれるのはこの世に俺たちしかいないんだから、ファンへの恩返しだと思ってやるよ」と。
この来日もファンサービス満載でしたし、東京公演では自分のテキーラを客に振舞ってましたし(笑)
ファンからステージで受け取ったものにサインして返す人なかなかいないですよ。日の丸腰に巻いてましたし^_^
御歳76歳。まだまだ元気です。また来日を祈念して。

セットリスト


1. Good Enough
2. Poundcake
3. Runaround
4. There's Only One Way to Rock
5. Panama
6. 5150
7. Summer Nights
8. Ain't Talkin' 'bout Love
9. Top of the World
10. Best of Both Worlds
11. Satch Boogie
12. The Seventh Seal
13. Right Now
14. Why Can't This Be Love
15. Eagles Fly
16. Mas Tequila
17. Heavy Metal
18. I Can't Drive 55
19. Can't Stop Lovin' You
20. Jump
21. When It's Love

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