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『In The Court Of The Crimson King』King Crimson 僕の洋楽愛聴盤vol.52
あまりにも有名なジャケット
洋楽にそんなに詳しくなくても、プログレッシブロックが好きじゃなくても、一度は見たことあるのではないか。その顔がこれ。
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凄いインパクト。そしてそのアートとしての色気。1969年発売のキングクリムゾンの1stアルバムです。レコードジャケットで見るとほんとインパクトあります。
キングクリムゾンと言えば、ピンクフロイド、イエスと並ぶ3大プログレッシブロックバンドの一つとして挙げられます。特にこの1stアルバムが彼らの代表作であり、リリースから50年以上たっても色褪せない凄みのあるアルバムだと思っています。この70年代。プログレッシブロックが盛んだった時代というのは、ロックとジャズが最も接近した時期かと思います。
自由な発想で音楽を描き、奔放に演奏しているように聴こえて実は緻密な計算がされている。そんな音楽性にとても親和性を感じます。
今聴けば、70年代のマイルスデイヴィス、ハービーハンコック、チックコリアなどのジャズアーティストの作風とキングクリムゾンやイエスは近いものがあったと思います(ピンクフロイドはまたちょっと違いますが)
僕が歳を重ねたこともあると思いますが、ロックの聴き方にも幅が出てきた頃にキングクリムゾンを聴くとロバートフリップ(リーダー)の構成力の凄さにはあらためて舌を巻きます。
近年、ライブにも何度か行きましたがドラムセットが3台という「攻め攻め」のバンド。今なお現役で攻めてる凄みを感じました。
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「プログレッシブロックは眠くなる」という人も多いですが、この1stアルバムは入門にはとても良いアルバムで、クリムゾンの中でもかなりキャッチーな部類に入ると思います。
未聴の方は是非!
プロフィール
キングクリムゾン(King Crimson)は、イギリスのプログレッシブ・ロックバンドです。1968年に結成され、主に1970年代に活動しました。彼らの音楽は、複雑なリズムやメロディ、実験的なアプローチで知られています。
バンドの初期メンバーは、ロバート・フリップ(ギター)、グレッグ・レイク(ベース、ボーカル)、マイケル・ジャイルズ(ドラムス)、ピート・シンフィールド(歌詞)でした。彼らの初期の作品は、ジャズやクラシック音楽の要素を取り入れた進化的かつテクニカルなサウンドで評価されました。
キングクリムゾンの代表曲には、「21st Century Schizoid Man」、「Epitaph」、「In the Court of the Crimson King」などがあります。彼らのアルバム『In the Court of the Crimson King』(1969年)は特に評価が高く、プログレッシブ・ロックの傑作とされています。
バンドは一時解散しましたが、1981年に再結成され、以降も活動を続けています。現在のメンバーは、ロバート・フリップを中心にした新たなラインナップで、彼らの音楽はさまざまなスタイルや要素を取り入れた進化を遂げています。
キングクリムゾンは、洗練された楽曲構成と演奏技術、独特な音楽スタイルで知られており、プログレッシブ・ロックの重要なバンドの一つとして広く認識されています。