『Sin-Decade』プリティメイズ 僕の洋楽愛聴盤vol.58
関西で巻き起こったプリティメイズブーム
私が高校生のとき、プリティメイズのブームが起こりました。彼らがジョンサイクスのPlease don’t leave meをカヴァー。それをFM802がヘヴィローテーションに採用したのです。メタル系のバンドが802のヘヴィローテーションに採用された事自体が異例でしたが、関西で局地的なプリティメイズのヒットが生まれ、なんと本人達も来日公演を行うまでに至りました。
そのムーブメントを伊藤政則さんが東京でも広めていったという流れです。
Sin-Decadeはまさにこの曲目当てで買ったアルバムですが、ヘヴィなロックチューンからポップな曲まで収録された好盤です。
このアルバムをきっかけにプリティメイズを知った僕は過去作を遡ったり新作を追いかけるようになりました。
あの印象的なイントロを聴いたら当時を思い出すという方もきっと多くいらっしゃると思います。
高校生になりたての、あの頃を思い出して
聴き直します。
プロフィール
プリティメイズ(Pretty Maids)は、デンマーク出身のヘヴィメタルバンドです。1980年代に結成され、特にメロディック・メタルやハードロックのジャンルで知られています。バンドの音楽スタイルは、力強いギターリフとメロディックなボーカルが特徴で、力強いサウンドとキャッチーなメロディが魅力です。
彼らのデビューアルバム「Red, Hot and Heavy」は1984年にリリースされ、その後も「Future World」や「Jump the Gun」などのアルバムで成功を収めました。バンドは、特に日本やヨーロッパで人気があり、ライブパフォーマンスでも評価されています。
プリティメイズは、長いキャリアの中でメンバーの入れ替わりがあったものの、現在も活動を続けており、新しいアルバムやツアーを行っています。ファンに愛されるバンドとして、ヘヴィメタルシーンでの地位を確立しています。