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【映画レビュー】ハング・オーバー 消えた花婿と史上最悪の二日酔い

こんにちは。マヒロです。
やはりここ最近はコメディを見たい気分なので久方振りに見た今作。
今作は本当にお馬鹿な映画です。
どうしてそうなるの?
これぞアメリカ!
もー、笑いたくて仕方ないっ! そんな時におすすめの作品です。

2009年 アメリカ 100分
監督 ドット・フィリップス
出演 ブラッドリー・クーパー
   エド・ヘルムズ
   ザック・ガリフィアナキス


あらすじ

結婚式当日、花嫁は花婿に何度も電話を掛けます。
ですが留守番電話になってしまい繋がりません。

トレーシー・ガーナー役のサーシャ・バレス

花婿を心配している花嫁の元に電話が掛かってきます。
きっと花婿に違いない……
そんな思いを胸に慌てて電話に出る花嫁。
しかし電話先から聞こえてきたのは花婿ではありませんでした。
花婿の友人であるフィルです。

フィル役を演じるブラッドリー・クーパー

「フィルだ。もうだめだ…… 昨日のバチュラーパーティで羽目を外し過ぎてダグを見失ってしまったんだ。結婚式には間に合いそうにない」

冒頭から騒動です。

花婿ダグ役を演じるジャスティン・バーサ

1番まともなのがダグ
そして行方不明になる花婿。
何があったんだ。

スチュアート・プライス役のエド・ヘルム
作中ではスチュと呼ばれています

こういう人っています。
ぶっ飛び過ぎてるキャラじゃないのに、どこかまともではない。
そんな男がスチュです。
結構好きですよ。

アラン・ガーナー役のザック・ガリフィアナキス

どうしようもないのがアラン
花嫁の弟ということで、花婿ダグの計らいでバチェラーパーティに呼んでもらえました。
花婿より父親から信用されていない息子。
ぶっ飛び過ぎ。

ダグはトレーシーと結婚することになりました。
そこで友人のフィルとスチュと共にラスベガスでバチュラーパーティを楽しむ予定でした。
ですが人の良いダグは花嫁の弟であるアランのことも招きます。

輝いているシルバーのベンツでベガスまでの道を爽快に走る
こういうシーン見ると「アメリカ映画見てるなぁ」って気分になりませんか?

キラッキラに輝いた息子よりも大事にしている花嫁の父親のベンツを借りて、いざラスベガスへ出発です!


どうして俺たち、こんなことになってんだろ
彼等、大の大人ですよ?

ベガスを観光した気分になってみよう!!


みなさんは「ベガス」といえば何を思い浮かべますか?

すっごく派手なあの噴水を思い浮かべませんか?

ベガスで1番有名なベラージオ

ベラージオの噴水
ベガスが舞台の映画で出ないものないんじゃないのかってくらい有名ですよね

この噴水ショーは15時~24時まで見ることが出来るんだとか。
大体30~15分おきに行われているそうなので、開催時間中ならいつでも見ることが出来そうですね!
この噴水、イタリアの避暑地でもあるベッラージョに面している「コモ湖」をモデルにしたホテル「ベラージオ」の人工湖なんです。
湖なんですね!
人工湖は水を貯める為に作られることが多いです。

イタリアの高級リゾート地であるベッラージョとコモ湖

こんな素敵な避暑地をモチーフにしたホテル・ベラージオ。
AAAのファイブダイヤモンドにも輝く超高級ホテルです。

ホテルの外には出させないわよっ!
なんでもあるんだからね!
うちのホテルにお金落としなさいよ!
そんな声が聞こえてきそうなホテル・ベラージオ

カジノもプールも付いている高級ホテル。ペットと同伴も出来るので一緒に旅行にも行けますね。勿論複数の飲食店も完備! バーもあります。3933室もあり、36階建の超巨大ホテルです。

面白いのはカンフェレンスルームが付いている所です。
会議用のお部屋のことですね。
カジノ来て何会議するんだろう……
宿泊者用というよりかは、ベガスで働いている人用の部屋なのかな?

そしてフィットネスも付いているそうなので旅行中でも体を鍛えることも出来ます。
「もう、旅行中くらい鍛えなくったっていいじゃない!」
そんな声が聞こえてきそうです。

マッカラン国際空港まで約5kmと便も良いこのホテル。
さぞかしお高そうに思いますが、大人2名1泊で2万6千円くらいです。
部屋のグレードにもよりそうですが、そこまで高くない。
スイートルームの料金も1泊5万くらいです。
スイートルームに宿泊すると空港からリムジンでお迎えにも来てくれるそうです。
結構リーズナブルなホテルなんですね!

世界的にも有名なカナダのエンターテインメント集団「シルクドソレイユ」が水の世界を表現してくれるショーは「O(オー)」はタイムズ紙に「水の魔術」と表現されたそうです。
このショーは1998年にベラージオが開業と共に講演がスタートしたベラージオでしか見ることの出来ないショーです。

宿泊先は「シーザーズ・パレス」

フィルたちが宿泊したのが5つ星のシーザーズ・パレス。
古代ローマ帝国をテーマにしたベガスの中心部にあるホテルです。
ホテル名はローマ時代の軍人でもある「カサエル」の英語名。

客室の数は3954室。
作中では4200ドル、日本円で55万円のスイートルームに宿泊しますが実際にはない部屋です。

ホテルはこの映画で人気になったそうです。
ホテルの近くにはハングオーバーにちなんだ格好をして写真を一緒に撮ろうと声を掛けてくる人がいるんですって。
勿論、ご料金を請求されます。
ノリノリの気分であっても気を付けましょう。

パリス・ラスベガスカジノリゾート

パリスラスベガス・ホテルはフランスのパリをテーマにしたホテルです。
このパリス・ラスベガスのシンボルがエッフェル塔展望台。
パリのエッフェル塔のレプリカです。サイズは本物の2分の1サイズ。
パリのエッフェル塔の先端が330m、ラスベガスにあるレプリカは140m。
パリス・ラスベガスはベガスの中心部分にある為、ベガスの街を一望出来ます。
ですが、入場料が4000円……
昼間と夜とでは料金が変更するそうで、昼間の方がお安いそうですよ!
中にはレストランもあり、食事をする出来ます。

ストラトスフィアタワー

タワーの高さは350mもあります。
ラストベガスの中で最も高い建物になります。
目立つのでラスベガスが舞台の映画にも必ずといっていい程映り込むタワーですよね!
アトラクションもあるので遊園地のように楽しむことが出来る施設です。

この乗り物……
この前見た「ラストベガス」にも出てきてたような……

高所恐怖症の私は乗れないかもしれない……

ラスベガスってエンターテイメントの街なんだなとつくづく感じますよね!

バチュラーパーティについて


バチュラーとは「独身者」という意味です。
バチュラーパーティは結婚前の独身者が結婚前日に友人たちと楽しむパーティのことです。
「独身最後」という所から、「いつもなら出来ないようなハメを外すようなことをするパーティ」です。
今回の映画もバチュラーパーティが主体になってハチャメチャ馬鹿騒ぎしまくってますよね! っていうか、そうなっちゃっとというか……

バチュラーパーティが題材の作品を見ると「ラスベガスに繰り出すお馬鹿映画」というイメージがありますが、そちらの方が作品として派手になるし、お馬鹿なことがしやすいからなんですかね?
「とことん飲み明かす」とか「ホームパーティーをする」「カジノで楽しむ」、そんなことをして楽しみながら、時には人生について語り合ったりするのがバチュラーパーティの内容です。
決してカジノをすることだけがバチュラーパーティの内容ではなく、
日本では名前は有名でも馴染みはないパーティですが、アメリカ、カナダ、イギリスなどではポピュラーな行事なんだそうです。

新郎の親友=ベストマンが結婚までの新郎をサポートして、結婚式までの手助けをするのが一般的なんだそうです。
「ベストマン」ってなんか良い響きだなぁ……
バチュラーパーティの企画や幹事もベストマンがやるんですよ。

新郎ばっかり羽目を外して…… と思って調べてみると、女性版のバチュラーパーティもありました。
名称が変わって「バチェロレッテパーティー」といいます。

同じラスベガスを舞台にした映画「ラスト・ベガス」もテイストは今作と違うコメディですが、大人のバチュラパーティで面白いですよ!

みなさんはバチュラーパーティをするとなったらどうされますか?
日本にカジノはないですが、もしカジノがあったとしたらこの映画のようにカジノで独身最後の夜を満喫されますか?
私は美味しい食べ物が食べたいな……
貸し切りコテージで美味しい食べ物とたらふくのお酒で思い出話に華を咲かせたいなと思います。
近くにカジノがあったらヤバいかも……
酔った勢いで行ってしまうかもしれん。
しかも友達いたら羽目外しちゃうかもしれん。
あら…… バチュラーパーティって怖いわ。

感想


日本人は島国で外国の方が少ない分、同じ文化を同じ言葉で伝えやすいお国柄なんだとどこかで聞いたことがあります。
その分、コメディの文化も動きよりも言葉の方が主流なのではと思います。
色々なお国柄の人が集まって形成されたアメリカでは日本のような「言葉の掛け合い」による笑いよりも、「誰しもが笑える動き」での笑いの方が主流のような気がします。
その分、やることのスケールも大きい。

日本でもバチュラパーティが行われるようになったとしても、アメリカ人のように破茶滅茶はしないと思うんですよね。
日本でもバチュラーパーティが浸透している所もあるようで、「豪華客船に乗る」「リムジンを貸し切る」とか、そういうことをやるそうです。
カジノないのって大きいですよね。
やっぱりバチュラパーティはアメリカ人に合ってる気がします。
ここまで出来るのがアメリカ!
そんなことを体感出来ました。
いやぁ、面白かった!


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