ベーシックインカム(無条件無差別現金給付)とは?
お待たせいたしました。「ベーシックインカム(無条件無差別現金給付)」についてお話します。
すでに何かしらの形でこれらの情報を得た人もいると思います。
ざっくり言いますと、()づけの日本語通り、「無条件でかつ、無差別に一律、現金給付を行う」仕組みです。
これに準じた制度として、数年前に実施された「全国民に一律10万円給付」は記憶に新しいと思います。
感染症の不安が非常に根強く、行動が制限された生活の中でやはり'頼みの綱'となったのは間違いなく「現金」です。
現代社会の中で、というよりも現代社会は「経済安定≒(ニアイコール)精神安定」という構造が出来上がってしまいました。
※'完全に同じ(=)(イコール)'ではないのは、価値観は'人それぞれ'だからです。
そして、残念ですが日本は全くと言っていいほど「お金と制度」については学校で授業として習いませんし、扱いません。(最近は、高校で授業が始まりましたが…)
日本も欧米に習おうと「投資」を進めるようお国がお達しをしました。
しかし、それにはやはり'資金'が必要です。
そして当たり前ですが、私たちAYA世代(10代~30代の若者全員)は「基本中の基本」である'貯金'もままならないぐらい収入にも限度があります。(最近では、「二刀流」などで何とか荒稼ぎしてやっという人もいますが)
そもそもかつて日本の歴史として「士農工商」という'江戸式カースト制'が存在したそうです。
【士(武士)】
鎌倉時代以降、こうした武家階級は最も重宝されました。近代以降も「士族」という形で、武家階級、武家一族は当時のお国から大変守られたそうです。
【農(農家:百姓)】
地方(田舎)のほぼ100%は古代から農作業で成形を立てていました。もちろん作物多くは、私たち人間の「ごはん」になるものです。そうしたことから、少なからずお国から守られたそうです。
【工(職人)】
現代でいう「町工場」のいる人たちです。人間が'道具'を発明してからそれをさらに発展してきた人たちです。こちらは、地域上や納税(年貢)に結びにくいことから日本ではあまり重宝されませんでした。
しかし欧米の「産業革命」や近代化に伴い、日本の開国近代化でこの「工(職人)」に注力を注ぐようになりました。それでも、上記2階級ほど重宝されませんでした。
【商(商売:ビジネス)】
残念ですが、この階級が発展したのは大阪など一部の地域のみです。
※ちなみに、大阪はもともと「商売の街」であり、現代も「日本の経済都市」として成立しているので、府民の間では年収や家賃など「お金のお話」を'日常会話'で使うそうです。(うらまやましい…)
この階級が発展したもの近代化以降ですし、欧米と異なり「産業教育と商売教育の'二刀流'」を日本が放置したため、「日本人はお金が嫌いな国民」という'痛いレッテル'をはられました。(´;ω;`)
もともとの歴史上、「お金と制度」については学校で授業として習いませんし、扱いません。
お国としては、やはり頭が柔らかい「小学1年生から'お金と制度'は'必修教科'として叩き込まない」と投資どころではないと思います。
家で親御さんらが「お金と制度」について伝えるのにも限界があります。ただでなくても共働きで多忙極まりないですし。何を隠そう、私たち「現代人」も「お金と制度」に詳しい人はほぼ皆無でしょう。(^-^;
そして、「お金と制度」の多くは今現在「条件付き給付」なのが現実です。
わかりやすいのが、「障害者年金」と「生活保護」です。これらの多くが、私たちが普段から納める「税金」が財源になっています。
「障害者年金」は「お国などから自他ともに'障害がある'と認められた人」に一定額を給付するものです。この「お国などから」が注目で、障がい者手帳などの「障害者総合支援法」とは'条件''基準'が違います。(あちらは「各地」の条件や基準で審査するそうです)
しかし、これらの仕組みは最近の感染症の不安にはかないません。何しろ「ほぼ強制的な社会活動の変化」を強いられたのですから。
さらに、大なり小なり'争いの絶えない世の中'です。
そうなりますと、今現在の「条件付き給付」では間に合わないのではないでしょうか?
そこからの投資は間違いなく「高いハードル」だと思います。
すでに海外では、感染症の不安の解消というよりはそれ以前から「ベーシックインカム(無条件無差別現金給付)」の社会実験を始めました。
このおかげで、「投資」へコマを進めやすくなった人たちもいるでしょう。
いずれにしても、日本も「最悪を想定しやすく」見通しするにも「ベーシックインカム(無条件無差別現金給付)」の社会実験は始めた方がよい時期かもしれません。
そして繰り返しになりますが、「小学1年生から'お金と制度'は'必修教科'として叩き込まない」と投資どころではないと思います。
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