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算命コーチ鞠の人物解説シリーズ20~タモリさん(タレント)~

人物解説は有名人の方の命式をお借りして解説します。
連休中、NHKで「ブラタモリ」が放送されました。
レギュラー放送の時からファンで夫婦で楽しんでみていました。
今回はそんなタモリさんの魅力を算命学で解説します。

タモリさん(1945年8月22日生まれ)
・福岡県出身
・早稲田大学中退
福岡で保険会社のサラリーマンしていたところ、
東京で赤塚不二夫さんらと運命的な出会いがあり上京。
デビュー時は深夜番組に多く出演していましたが、
1982年「笑っていいとも!」の司会者としてお昼の番組に登場します。
以後2014年まで日本のお昼の顔として番組の司会者としてつとめました。
そのほかに
・ウォッチング(NHK):動物の生態を紹介する番組
・ブラタモリ(NHK):地形や古地図をもとに地域の歴史を紹介する番組
・今夜は最高!(日本テレビ):タモリさんがその当時のスターの方と共演されていました。
・タモリ倶楽部(テレビ朝日):タモリさんの趣味がつまった番組でした
・ジャングルTV 〜タモリの法則〜(TBS):料理が得意なんだと知れた番組でした
・タモリの音楽は世界だ(テレビ東京)
・世にも奇妙な物語(フジテレビ)
・タモリのボキャブラ天国 シリーズ(フジテレビ)
・トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜(フジテレビ)
・ヨルタモリ(フジテレビ):タモリさんの世界観が盛りだくさんでした
今のタモリさんは「知的な」おじさん(おじいさん)な印象ですが、
わたしが幼い時にみていたタモリさんはちょっとお「おかしな」「怪しい」印象の人でした。
音楽番組では、自身のトランペットを演奏したりなど、
漫才師でもなく、落語家さんでもなく、
ほかのお笑いの方とちょっと笑うポイントが違うなと感じる人でした。
今思うとそれは、今も昔も変わらないのかもしれません。
今でこそ、タモリさんのような芸人の方はいるかもしれませんが、
幼い時にみたタモリさんは唯一無二、そして今も「タモリ」というジャンルにしてもいいのではなかいと思います。

そんなタモリさんを算命学で解説してみましょう。


タモリさんは日干支が「癸亥(60番干支)」です。

癸の干支の方は、
知的で自分の感情を表に出すことはあまりしません。
思考が深く、自分の考えを人にすべて伝えることは難しいと判断し、
「あえて」想いを語らないことが多いです。
自分自身でも自分の心情の深さを理解できないと感じることもあるでしょう。
交友関係も自分から積極的に広げることはありません。
癸の自然界のイメージは川や雲、雨などの形があるようでない「変化」をしてとどまらないものです。
カタチあるものや場所に執着することはありません。

タモリさんの日干支の癸亥は水のかたまりの干支です。
自分の本質(本音)は大きな水の流れに覆い隠している状態です。
周りからは「何を考えているかわからない人」とみられがちです。
タモリさんのどこかにいそうで、絶対にいない人と感じる存在感は、
この癸亥の特徴ではないかと思います。

また、癸亥の方は中年期以降に芸道で大きな成果を手にしやすいです。
タモリさんも中年期以降、いろんな番組で多芸・多才を披露する機会が多くなりました。

わたしは、癸亥をみるとタモリさんを思い出すほど、この干支の特徴を生きている方だと思っています。

〇天冲殺について(子丑天冲殺)
タモリさんは子丑天冲殺です。
子丑天冲殺は、新しいことを取り組む人です。
世の中に変化をもたらす「スターター」です。

郷里(福岡)をはなれて東京で生きる道を切りひらいていく、
芸能界で唯一無二の存在をつくり、新しいことにチャレンジしていく姿はまさにスターターではないでしょうか。

子丑天冲殺の特徴の一つに「楽天家」があります。
子丑天冲殺は北方が不自然であるため、南方に思考が向かいます。
南方は未来です。
楽しいことが好き、「どうにかなる」「なんとかなる」「なんとかする」が心情の方が多いです。
タモリさんの力まない生き方は、
だれにでもできそうでできないと感じます。
人は無意識に頑張ろうとします。
頑張ろうとすると力んでしまう、力んでしまうと体に余分な力がはいり思うように動けない。
無意識にやってしまうことだから、どうしようもないこともありますよね。
力まないという「在り方」はわたしもそのようにありたいと感じます。

〇陽占について

東方:仕事の取り組みを表す(龍高星ー天胡星)
この組み合わせの方は、伝統や常識にとらわれない大胆な発想、アイデアを生み出す人です。

天胡星は直観力が優れた星です。
龍高星は創造性が豊かでチャレンジする星です。
タモリさんの言葉のセンスは天胡星が活かされていると感じます。
ロケ番組などで自分でやってみようと試みされる点は龍高星が活かされいますね。

中央:その人の本質を表らす(玉堂星ー天極星)
この組み合わせの方は、古くからのものに興味関心がある人。
理論家で学術的な研究をすることに向ている人です。

タモリさんのブラタモリはまさにこの玉堂星(古きものの研究)を深く探究する(天極星)ですね。

西方:物事の結果、配偶者との関係を表す(石門星ー天将星)
晩年に天将星がある方は、自分の想いを周囲がサポートしてくれカタチにできる人です。

人々の中心に存在するリーダーです。

北方:精神、心情を表す(鳳閣星)
鳳閣星は「無理をしない」「自分の好きなことをする」を大事にします。
楽しい時間であっても冷静な自分がもう一人いて、
周囲をしっかり観察している人です。
タモリさんが語る話は、自分のことであってもどこか「客観的」「他人事」のように聞こえるはこのためかなと感じます。

南方:未来(調舒星)
南方の星は、人とのかかわりを表します。
調舒星の方は自己表現にこだわりが強いです。
ヨルタモリではいろんな人を個性的に演じていました。
「ありそうな番組」「いそうな人」を演じているタモリさんが面白かったです。
「わかる人がわかればいい」という感じもとてもいいなと感じました。

今回、タモリさんが久々ブラタモリで登場されたこと、
山根あきらさんの企画「タモリスト文学大賞」に自分が参加してみたいという思いから人物解説シリーズ(特別編)として書いてみました。
文学大賞という名の企画に果たして参加してよいものかとも思いましたが、
算命学が好きな人間がタモリさんを語ったら・・・という暖かい目で読んでいただければと思います。
タモリさんのファンとして私の思いが算命学を表現できれば思いましたが、
書ききれませんね(笑)

でも、書いててとても楽しかったです。


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